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日経平均 | 10083.48円 | ▼22.20円 |
売買高 | 20億0674万株 | − |
日経平均先物 | 10070円 | ▼30円 |
売買代金 | 1兆1730億円 | − |
TOPIX | 884.63 | ▼0.45 |
値上がり銘柄 | 668銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 411.14 | △11.28 |
値下がり銘柄 | 861銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1154.20円 | △4.73円 |
変わらず | 150銘柄 | − |
騰落レシオ | 82.54% | △1.40% |
10000円の節目を意識して底堅さも見られるが買い手掛かり難で上値も重い
米国市場ではダウ平均が昨年来の高値となるなど堅調な展開となりましたが、日本市場は円高となったこともあり、売り先行となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)も買い越しと伝えられましたが、金額ベースでは売り越しとされ、材料視されることはなく、買い手掛かりに乏しいなかで見切り売りなどがかさみ軟調となりました。ただ、下値を売り叩くような動きも売り急ぐ材料もなく、軟調な方向感のない展開となりました。日経平均の10000円台を固めるように10000円を意識するところでは底堅さも見られました。
後場は円高が一服となったことなどから買戻しや値ごろ感からの買いも見られ戻り歩調となり、目先筋の戻り売りや見切り売りをこなして堅調となる場面もありました。前日比でブラスとなる水準、日経平均10100円を超えるところでは戻り売も多く上値の重い展開となりましたが、株に買いが入ると為替も円安に振れるという展開で底堅さが見られました。結局最後まで大きな動きはありませんでしたが、好業績銘柄を物色する流れもあり底堅い展開となりました。
小型銘柄は堅調なものが目立ちました。主力銘柄の値動きが悪く、値動きの良い銘柄に目先筋の買いが集まったものと思われます。東証マザーズ指数は大幅高、二部株指数や日経ジャスダック平均も堅調となりました。先物は散発的にまとまった売り買いは見られるのですが、追随する動きはほとんどなく、終始方向感のない展開となりました。買戻しを急ぐでもなく、慌てて売り急ぐでもなく指数を動かす要因とはなりませんでした。
結局方向感のない展開となりました。米国市場への反応も鈍くなって、売り買いの材料が見当たらないという感じです。経済指標にも反応せず、個別の材料に反応しても長続きはせず「その日限り」のものが多く、相場全体の方向感が見えない状況です。「好業績が期待出来るから保有する」ということではなく「好業績が期待されると買いが入り、すぐに売ることが出来るから買う」と言う買い方が多いと言うことなのでしょう。景気回復のトレンドや回復の方向が示されれば良いのですが、そこまで政策に対する信頼がないということなのでしょう。
引き続き雲の中で小動きとなりました。RSIはまだ上昇を続け、上昇余地もあるのですが、ストキャスティックスは高値圏からの調整を示しており、引き続き上値も重いながらも底堅いような方向感のない展開が続くものと思われます。雲の中での動きが続くものと思われます。
雲のに上値を押さえられています。遅行線は日々線を意識して底堅さも見られ、引き続き遅行線が日々線にサポートされ、日々線が雲に上値を押さえられながらの調整が続くものと思います。RSIも上値余地はあるものの下落を示しており、ストキャスティックスも高値圏からの調整が続いていると見てもいいと思います。
RSIもストキャスティックスも方向感がなくなりました。遅行線が日々線に上値を押さえられるにも、日々線が雲を意識するにしても上値が重すぎる感じです。かといって下値もしっかりとしており、乱高下後の落ち行き所を探っているということなのでしょう。
個別に業績回復を買う動き
円高にもかかわらず朝方から堅調な展開となりました。2010年1月から日米の2工場でフル生産体制に入ると新聞で報じられたことから、中国などでの販売が好調なことが確認されたとして好感する買いが入りました。
昨日のイラクの油田権益落札を好感しての上昇を打ち消すような軟調な展開となりました。昨日の引け後に正式発表されたのですが、イラクの治安に対する不安も根強く、事業が順調に進むかどうかの懸念もあり、利益確定売りや戻り売りがかさんだものと思います。
主力の大豆油や菜種油の値上げを決めたと新聞で報じられ、原料コスト高を転嫁できるとして業績改善期待から買われて堅調となりました。
昨日の引け後に普通株公募増資の発行価格が1株428円に決まったことから、サヤ寄せするような格好で軟調となりました。ただ、ここまで大型増資を嫌気して売られていたこともあり、下値も限定的となって切り返し、堅調となりました。
為替の影響が少ないことに加え、大型ビルの売却報道で不動産市場に底入れ感が出るとの期待、また、マンションの販売動向にも底入れ感が出たと判断されて両者を中心に大手不動産会社が堅調となりました。
先週末のベトナムの高速鉄道に続き昨日は新聞でニッケル水素電池のシステム開発を本格化するとの報道があり、本日もインドでの貨物鉄道計画に同社の鉄道車両が採用される見通しと新聞で報じられたことから堅調となりました。ただ、先週末の大幅上昇の反動や今月に入ってからの戻りが大きいことから利益確定売りや戻り売りに押されて上値の重い展開となりました。
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