2009年ヒットCMランキング、ソフトバンクが3連覇

» 2009年12月15日 15時50分 公開
[堀内彰宏,Business Media 誠]

 CM総合研究所は12月15日、「BRAND OF THE YEAR 2009」を発表、2009年度にオンエアされた全9211銘柄のうちCM-Branding評価※がトップだったのは、3年連続でソフトバンクモバイルだった。「白戸家」シリーズが好調を維持したことに加え、8月にはSMAPが全員登場する華やかなダンスCMで月例CM好感度調査の観測史上最高スコアを叩き出した。

※関東1都6県在住の男女3000人の「月例CM好感度調査」12回分から集計した。

 2位はKDDI、3位にNTTドコモと携帯電話会社がトップ3を占めたが、昨年3位だったKDDIがNTTドコモを逆転した。モデルの佐々木希さんや佐藤健さんが独特のダンスを踊るCMが話題となったロッテのガム「Fit's」が4位、お笑い芸人のオードリーを起用したニンテンドーDSiが5位に続いた。

 CM総合研究所では2009年のヒットCMの特徴として「歌とダンス」を挙げており、「今年のCM音楽の大きな特徴は、過去に大ヒットした楽曲のリユース。懐かしさと同時に、聴く人によっては新鮮さを感じさせる効果をあわせ持つ。さらに、プラスアルファの要素として、リズミカルなダンスを組み合わせ、視覚的な効果を強めたヒットCMも目立った」とコメントしている。

2009年度銘柄別CM-Branding評価トップ10(出典:CM総合研究所)

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