自転車で車載動画を撮ってみる【PR】(2/4 ページ)

» 2009年12月11日 22時40分 公開
[荻窪圭,PR/Business Media 誠]

 カメラ用のクランプヘッドを使う手もある。ポールをクランプで挟んでカメラを取り付けるためのセットだが、ハンドルバーやシートポストに付ければ車載動画を撮れる。重くて、頑丈なものがよい。自転車は走行時の振動が非常に大きいので、しっかりした製品でないと撮影中にカメラが斜めを向いたりネジがゆるんで落ちたりしかねない。低価格な製品も出ているが、できるだけ頑丈な、信頼できる製品を使うこと。

低価格な自転車用カメラマウントの例。低価格なだけに安定性にはやや難あり。軽くて小さいカメラ向き(左)。カメラ用のクランプヘッドを使い、シートポストに後ろ向きにカメラを付けてみた。後ろ向きならではの映像を撮れる(右)

 そして撮る。撮るときはもちろん画面は見ない。走り出す前にちゃんとセッティングし、走行時は録画・停止ボタンを押すだけにする。レンズは広角気味の方が迫力があって面白い。

 以下、ポタリングしながら自転車から撮った写真がどんな感じか、実例を見ていただこう。とりあえず静止画で。

とうとう海に到着したの図(左)。丘陵部の歩行者/自転車道を走るの図。こういう道は車がこないので安心して走れる(右)
山の中の道を連なって走るの図(左)。交通量の少ない地方の道をのんびりと(右)
山の中を走る。微妙に上っているので疲れ気味(左)。渓流の湧きで自転車を止め、みんなで休憩中(右)

 前向きに付けると普通の車載動画として楽しめるし、後ろ向きに付けると一緒に走っている仲間を正面から撮ることもできる。あれこれ楽しんでみよう。

 長い動画だと見ている方も飽きるので、1回につき長くても数分程度に。こまめに撮ったり止めたりするのがコツだ。帰宅したらPCに取り込んで、ちゃんと撮れているかどうかチェックしよう。

山の上にあるトンネルの入口で遅れてきた人を待って休憩中(左)。山頂にたどり着いて休憩中のところを上から。もはやポタリングという範疇を超えている(右)
林道を自転車で上る。疲れたので途中で休憩しつつ遅れた人を待つ(左)。トンネルを走りながら。自動車は進入禁止になっているのでゆっくり走れるが、ちょっと怖い(右)

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