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» 2009年12月11日 12時00分 UPDATE

エコプロダクツ2009:オフィスでシュレッダーくずをトイレットペーパーにリサイクル

オフィスで社内資料をシュレッダーにかけた際、大量に出る紙くず。エコプロダクツ2009では、そんなシュレッダーくずをトイレットペーパーとしてリサイクルできる「White Goat(ホワイトゴート)」をオリエンタルが紹介していた。

[堀内彰宏,Business Media 誠]

 オフィスで社内資料をシュレッダーにかけた際、大量に出る紙くず。そのまま捨ててしまっていいのだろうか? そんな思いから生まれた機械が、エコプロダクツ2009で紹介されていた。

構想15年の機械

 オリエンタルのブースで紹介されていたのが「White Goat(ホワイトゴート)」。オフィスでシュレッダーくずをトイレットペーパーにリサイクルできる機械だ。

ah_howagoto.jpg White Goat(ホワイトゴート)

 シュレッダーくずを投入すると水で溶かして、厚さを調整し乾燥させてトイレットペーパーを作るという仕組み。A4用紙40枚相当のシュレッダーくずから、70〜80メートルのトイレットペーパーを1個作ることができる。トイレットペーパー1個作るのにかかる時間は30分。1日稼働させると48個作れることになる。製造の際の騒音も55デシベル以下に抑えているという。

 製造したトイレットペーパーはシングルタイプでミシン目もないが、「水に溶けやすいのでつまりにくく、芯がないので最後まで使いきれる。弊社のトイレでも使っており、タイムカードの前に積んでいて従業員が持ち帰れるようにもしている」(オリエンタル)という。

ah_tounyu.jpgah_toiret.jpg 会場ではシュレッダー付きの試作品が展示されていた(左)、製造されるトイレットペーパーの色はシュレッダーくずの色によって変化するという(右)

 シュレッダーの開発・製造を行っているオリエンタルだが、「シュレッダーにかけた際に出る紙ゴミを何とかできないか」という思いから15年前から開発を始め、今年5月に完成、7月には第3回ものづくり日本大賞で優秀賞を受賞した。10月から市販を開始しており、地元の桐生市役所に1台を納入している。

 価格は900万円。大きさは1830×810×1800ミリ(幅×奥行き×高さ)。重さは600キログラム。

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