20〜30代男性の41.3%……「自分も過敏性腸症候群かもしれない」

» 2009年12月03日 16時24分 公開
[Business Media 誠]

 あなたは日ごろのストレスに対処できていますか? 20〜30代のビジネスパーソン(男性のみ)に聞いたところ、44.2%の人がストレスをうまく対処できていないことが、毎日コミュニケーションズの調査で分かった。ストレスを感じるとどのような不調がでることが多いですか、と尋ねると「不眠」(26.9%)を挙げる人が最も多かった。このほか「胃痛・胸やけ」(23.1%)、「腹痛」(17.1%)など、消化器系疾患を挙げる回答が上位に並んだ。

(出典:毎日コミュニケーションズ)

 ストレスによる体の不調がでやすいのは、どういったシーンだろうか。最も多かったのは「オフィスでの作業時」と「起床時」でいずれも37.5%。次いで「通勤電車内」(23.1%)、「プレゼンなど重要な会議の直前」(12.1%)、「昼食前後」(9.1%)、「上司との面談時」(8.8%)という結果に。「仕事中だけではなく、オフィスに着くまでの間に不調をきたしてしまう人も多いようだ」(毎日コミュニケーションズ)

 インターネットによる調査で、20〜30代のビジネスパーソン(男性のみ)500人が回答した。調査期間は11月13日から11月24日まで。

ついつい病院に行きそびれるビジネスパーソン

 気になっている症状があっていつか病院に行こうと思っているが、行きそびれてしまうことがあるという人はどのくらいいるのだろうか。病院に行きそびれてしまうことが「ある(たまにあるを含む)」という人は57.2%。病院に行きそびれた理由を聞いてみると、「忙しくて時間がないから」(67.8%)が最も多く、次いで「大したことはないと思って、先延ばししてしまうから」(62.6%)、「お金がない」(25.5%)、「どの医療機関が良いか分からない」(14.7%)と続いた。「自分の体について気になってはいるものの、目に見えない症状がなければ、なかなか病院には行かないという男性社会人像が垣間見えた」(毎日コミュニケーションズ)

病院に行きそびれてしまう理由(出典:毎日コミュニケーションズ)

 またストレスが原因で、20〜30代の1割がかかっていると言われているIBS(過敏性腸症候群)※。IBSに関するテレビCMを見て、自分もIBSの症状に「あてはまると思う」と答えた人は41.3%にも達した。

※IBS:腹痛や腹部不快感をともなう下痢や便秘などの便通異常が慢性的に繰り返される疾患。


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