− | − | − |
---|---|---|
日経平均 | 9572.20円 | △226.65円 |
売買高 | 27億4342万株 | − |
日経平均先物 | 9550円 | △220円 |
売買代金 | 1兆7060億円 | − |
TOPIX | 857.76 | △17.82 |
値上がり銘柄 | 1420銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 396.83 | △9.64 |
値下がり銘柄 | 191銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1125.92円 | △2.47円 |
変わらず | 73銘柄 | − |
騰落レシオ | 69.62% | △5.79% |
後場から一転、金融緩和期待が強まり大幅高
米国市場は堅調、外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)も買い越しと伝えられたのですが昨日の大幅高の反動もあり、売り先行となりました。寄り付きの売りが一巡した後は戻り歩調となる場面もあったのですが、上値の重さを確認すると見切り売りもかさむという状況で軟調な地合いが続きました。為替が若干円高気味となったことも、輸出株などへの売りがかさんで売り急ぐ場面もありました。
後場は一転買い先行で始まり、大幅高となりました。前場の引け直後に日銀の臨時金融政策決定会合の開催が伝えられ為替が大きく円安に振れ、シンガポール市場の日経平均先物が買われるなど一斉に買い気が強まり、寄り付きから買い気配で始まるものが多く見られるなどほぼ全面高、大幅高となりました。さすがに節目と見られる9500円水準では上値も重くなり、利益確定売りもかさみましたが、売り急ぐ動きはなく高値圏でのもみ合いとなりました。最後は引けを意識する時間帯から買い戻しを急ぐ展開となり、結局高値引けとなりました。
小型銘柄は空売りの買い戻しが入り難い分、主力銘柄ほどの上げとならないものが多くなりましたが、総じて堅調となりました。東証マザーズ指数は大幅高、二部株指数は堅調、日経ジャスダック平均は上値が重く小幅高に止まりました。先物も前場は散発的にまとまった売りが見られ、上値を押さえる要因となり、後場は逆に買い戻しを交えながら散発的にまとまった買いが入り下値を支えるような展開となりました。まだ先行きに対する懸念が根強く、最後まで買い切れないのですが、目先筋の利益確定売りをこなして大幅高となりました。
ようやく金融政策が動きそうです。このメールを目にされるときには日銀金融政策決定会合の結果が判明しているものと思いますが、いずれにしても「デフレ対策」であることには違いないと思います。後は本当にお金が流れるようになるのかどうかが注目されるところであり、金融が緩和されてもお金が流れなければ今までと変わりないので、お金を使うような政策も必要ということでしょう。単なるバラマキでは貯蓄の移転が起きるだけで終わってしまうので、お金を使うことで得をするような政策が待たれます。そのような政策が見られれば企業業績も更に回復して株価も上昇するものと思います。
連日の大幅高となり、底入れ確認と見ても良さそうです。節目と見られる9500円から600円水準まで一気に戻ったことで、いったんは基準線を意識するような形で上値も重くなるのでしょうが、ますます売り込み難くなり、下がれば買い、と言う雰囲気になって来そうです。遅行線が日々線と「天−底」一致、RSIもストキャスティックスも底値圏からの反発であり、引き続き戻りを試す動きが続くものと思います。遅行線が日々線に、日々線が基準に上値を押さえられる場面もあるのでしょうが、センチメントの変化が期待されます。
一気に節目と見られる水準まで戻りました。7月安値水準=10月安値水準の節目が基準線の水準でもあり、いったんはここで上値も重くなるのかもしれません。それでも、まだ、RSIもストキャスティックスも底値圏から上昇に転じたばかりであり、上値余地も大きく、一気に基準線を抜けて来る可能性も十分にあり、遅行線が日々線に日々線が雲に上値を押さえられるまで強含みとなるのかもしれません。
底堅さは見られるのですが戻りません。それでもRSIもストキャスティックスも底値圏にあり、反発は期待されます。遅行線が日々線の高値の日柄にあり、「天−底」一致の格好で底入れとなる可能性はありそうです。
日銀の臨時の金融政策決定会合開催の思惑で後場から大幅高
厚生労働省が同社の抗インフルエンザ薬を優先審査品目に入れると決定、早期の市場投入から収益寄与が期待され買いを集め、堅調となりました。
昨日の引け後に自社株買いを実施すると発表。株式需給が好転することなどを好感した買いが入り堅調となりました。
前日の大幅高の反動や中国のPMI(製造業購買担当者景気指数)が好不況の分かれ目とされる50は超えたものの前月比で変わらずとなったことから、中国関連として売り先行となりました。ただ、日銀金融決定会合開催のニュースで地合いが好転すると切り返し、買戻しも交えて大幅高となりました。
中国の電力投資が加速し変電所向けアモルファス合金を世界でも独占的に手掛ける同社がメリットを受ける可能性が高いとして外資系証券が投資判断を引き上げたことから買われ、大幅高となりました。
自動車用リチウムイオン電池での競争優位性などの成長力に対する期待は強く、株価の下落で割高感が解消されたことから外資系証券が投資判断を引き上げたことが好感されて買われ大幅高となりました。
ディフェンシブ銘柄として消去法的に買われていたものが金融緩和が取りざたされたことで利益確定売りに押されました。ただ、目先的な過熱感はあるものの割高感があるわけでもなく、底堅さも見られました。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PRアクセスランキング