素直に「ごめんなさい」と言えなかった理由

» 2009年11月27日 16時27分 公開
[Business Media 誠]

 あなたは誰に謝りたいと思っていますか? 今、何か謝りたいという人(55.0%)に聞いたところ「両親」(39.5%)と答えた人が最も多く、次いで「夫」(17.3%)、「恋人」(15.5%)、「子ども」(14.5%)であることが、「ごめんねの日」制定委員会の調査で分かった。

(出典:「ごめんねの日」制定委員会)

 「忙しいなどの理由から、身近にいる存在に対しての謝罪は、つい後回しになる傾向があるようだ。また具体的に謝りたいというより、『育児に参加できなくて』『家事をさぼって』『家族サービスができなくて』『頼ってばかりで』など、恒常的に迷惑や心配をかけていることに対し、謝りたいと考えている人が多い」(「ごめんねの日」制定委員会)

 インターネットによる調査で、20〜30代の男女400人が回答した。調査期間は11月16日から11月18日まで。

「ごめんなさい」と言えなかった理由

 「ごめんなさい」と素直に謝るのは難しい、と考えている人はどのくらいいるのだろうか。63.2%の人は「難しい」と答えている一方、素直に「ごめんなさい」を言えなくて「後悔したことがある」という人は66.3%にも達した。自分の気持ちを素直に打ち明けることはできないが、それについて後悔している人も多いようだ。

 なぜ「ごめんなさい」と言えなかったのですか、と理由を聞いたところ「タイミングを逃した」(61.1%)という人が最も多かった。このほか「意地を張った」(57.4%)、「大人になれなかった」(42.6%)、「感情が邪魔した」(36.2%)と続いた。この結果について「チャンスさえあれば、謝れる可能性は高いことが推測できる」(「ごめんねの日」制定委員会)という。

(出典:「ごめんねの日」制定委員会)

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