男性の方が苦手!? 注射の好き嫌い

» 2009年11月27日 11時57分 公開
[堀内彰宏,Business Media 誠]

 新型インフルエンザの予防接種で久しぶりに注射を打ったという人も多いだろう。体内に直接薬剤を注入できるというメリットがある注射だが、刺される時に痛みがあるというデメリットもある。注射について、どのように感じている人が多いのだろうか。

 アイシェアの調査によると、注射経験者に「注射を打たれるのは好きですか?」と尋ねたところ、「嫌い(どちらかというと嫌い+とても嫌い)」が83.6%と圧倒的だった。男女別に見ると、「嫌い」の比率は女性(80.5%)より男性(86.5%)の方が高かった。

(注射経験者に)注射を打たれるのは好きですか? (出典:アイシェア)

 注射を打たれるのが嫌いな人にその理由を聞くと、最も多かったのは「注射針を刺される時の痛み」で50.6%。以下、「体に注射針を刺されること自体が苦手」(30.3%)、「血を見るのが苦手」(8.2%)、「注射針そのものが苦手」(5.8%)が続いた。男女別に見ると、「体に注射針を刺されること自体が苦手」の比率は男性(26.9%)より女性(34.0%)の方が高く、「血を見るのが苦手」の比率は女性(5.7%)より男性(10.5%)の方が高かった。

注射を打たれるのが嫌いな理由(出典:アイシェア)

 注射を打たれるのが嫌いな人に「どうしても注射を打たれなければいけない時、どのように我慢していますか?」と尋ねると、最も多かったのは「顔をそむける」で41.2%。以下、「何も考えない」(37.0%)、「打たれる瞬間を凝視する」(14.0%)、「『痛くない』と思い込む」(2.2%)が続いた。男女別に見ると、「顔をそむける」の比率は男性(33.3%)より女性(50.0%)の方が高く、「何も考えない」の比率は女性(26.8%)より男性(46.1%)の方が高かった。

 インターネットによる調査で、対象は20代〜40代の男女538人(男性53.2%、女性46.8%)。調査期間は11月6日〜11日。

(注射を打たれるのが嫌いな人に)どうしても注射を打たれなければいけない時、どのように我慢していますか? (出典:アイシェア)

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