業績面からの見直しが入るのかどうかに注目
スペインのエンジニアリング大手から、ウズベキスタンの発電所向けに天然ガスを燃料とする複合型の火力発電設備を受注した。今後も電力需要が拡大する新興国での受注活動を強化する。
急成長が続く中国市場でグループ会社化した青島ビールと共同で新たな需要開拓を進めることで合意した。麦芽やホップの共同調達や商品の相互受託製造などでコストを圧縮、中国市場での競争力を高める。
子会社を通じて太陽光発電で作った余剰電力や割安な深夜電力を蓄電するリチウムイオン電池を搭載した住宅を発売する。曇天(どんてん)など日照の少ない日でも蓄えた割安な電力を利用できるのが利点で、今後住宅の間で採用が広がりそうだ。
傘下の明治乳業は世界2位の仏ヨーグルトメーカーと組み、ヨーグルトの新ブランドを立ち上げる。同社と技術供与や国内の独占販売についてのライセンス契約を結び、手薄だった幼児向けヨーグルトを発売する。
新興国の鉱山現場で稼動する大型油圧ショベルなどの交換用の部品供給事業を始める。資源高を背景に鉱山向けの大型機種の需要は新興国で拡大しており、インドネシアと中国に部品の専用工場を新設、アジアの鉱山会社に鉱物の砕石や採掘に使う消耗部品を供給する。
非食用植物を原料に使ったバイオ燃料の製造でデンマークの会社の技術を導入、化学品を使わずに麦わらなどを低コストで分解し、バイオ燃料を生産する。三井造船が持つ技術との使い分けで多様な植物に対応、プラント建設でアジアへの進出を目指す。(日経産業)
売り 3050万株
買い 2150万株
(金額ベースも買い越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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