調査リポート
» 2009年11月12日 13時25分 UPDATE

失業者の59.3%――再就職に悲観的

失業者はどこから収入を得ているのだろうか。20〜59歳の人に聞いたところ、男性は「預貯金の取り崩し」、女性は「配偶者の収入」が多いことが分かった。連合総研調べ。

[土肥義則,Business Media 誠]

 長引く不況の影響で「仕事を失った」という人も多いが、彼らはどこから収入を得ているのだろうか。20〜59歳の失業者に聞いたところ、男性は「預貯金の取り崩し」(51.9%)という人が最も多く、次いで「雇用保険・失業手当」(44.9%)であることが、連合総研の調査で分かった。一方の女性は「配偶者の収入」(49.2%)、「預貯金の取り崩し」(41.1%)という結果に。

 雇用保険で生活をまかなっている失業者に対して、雇用保険の受給額を聞いたところ、前職が正社員の男性では「15万〜19万円」(50.5%)が最も多く、次いで「20万円以上」が27.1%。女性の場合は「10万〜14万円」(51.9%)と「15万〜19万円」(48.1%)で半々。また前職が非正社員の男性では「10万〜14万円」(60.4%)と「15万〜19万円」(31.3%)が9割を占めた。一方の女性は「10万円未満」の人が30.4%いた。この結果について、連合総研は「前職正社員の男性の雇用保険給付額はある程度の水準であるが、前職非正社員は少ない雇用保険給付で生活を支えている」としている。

yd_work2.jpg 失業保険の給付金額(出典:連合総研)

 インターネットによる調査で、20〜59歳の失業者676人が回答した。調査期間は6月25日から6月26日まで。

希望の就職先が見つかる見込み

 いつごろ再就職をしたいと考えている人が多いのだろうか。「できるだけ早く就きたい」(50.1%)と「あせらず良い就職先を探したい」(49.9%)が半々。男性は年齢が高くなると「できるだけ早く就きたい」の割合がやや低くなり、女性の30歳以上45歳未満では、「できるだけ早く就きたい」の割合が低かった。

 また希望の就職先が見つかる見込みを聞いたところ、59.3%の人が“悲観的”(見つかるまでには1年以上かかる13.8%+見つかる見込みがない11.8%+分からない33.7%)に感じているようだ。悲観的な見込みを持っているのは45歳以上の男性(67.7%)と女性(64.2%)が比較的高かった。また長期失業者ほど、悲観的な見込みを持つ傾向がうかがえた。

yd_work.jpg 希望の就職先が見つかる見込み(出典:連合総研)

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