買戻し一巡後の金融株などの動きに注目
台湾の独立系半導体メーカーと業務提携しDRAMを生産委託することで合意した。これにより台湾のDRAM4社と「5社連合」を形成、グループでは世界売上高の2割強を確保、韓国勢を追撃する。
仏原子力大手の送変電・配電機器(T&D)部門の売却に最高額で応札した。日本やアジアでT&Dを展開している東芝は今回の買収が成功すれば対象地域が全世界に広がり、T&D事業の売上高も約3倍になる。
ハイブリッド車など環境車向けにタイヤを駆動させる中核モーターを開発、2012年度以降に量産を始める。電子化が進むガソリン車向けモーターも製品群を増やす。国内外で拡大する環境車向けの需要を取り込み、車載モーターを現在主力のハードディスク駆動装置(HDD)用精密小型モーターと並ぶ収益源に育てる。
発光ダイオード(LED)事業を中心とした非自動車部品部門を強化する。主力の自動車部品部門は投資を抑え、同社が競争力を持つLED関連の投資を積極化させる。高収益性のLEDの生産能力を増強、業績拡大を狙う。
香港と中国本土の現地法人間の貿易取引を人民元建てで決済した。日本企業が利用するのは初めてで、今後は中国企業や中国に拠点を持つ外国企業にとって為替の変動リスクが防げることで、元建て決済が広がりそう。
ITHDはソランに対しTOB(株式公開買い付け)を実施する。発行済み株式のうち、自己株式を除く全株式の取得を目指しており、買い付け期間は11月13日から12月15日までの予定で、買い付け価格は1株790円。
売り 2300万株
買い 2660万株
(金額ベースも買い越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PRアクセスランキング