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どんな味がするの? ウーパールーパー丼を食べてみた (1/2)

「キモかわ(気持ち悪いが、かわいい)」キャラの先駆的存在といえば、ウーパールーパーだろう。かつて「日清焼そばU.F.O.」のCMに抜擢されるなどして、一躍人気者となったが、いまでは“食材”となっているようだ。

[産経新聞]
産経新聞

 ピンクのあどけない顔の脇に生えた真っ赤なエラ。「キモかわ(気持ち悪いがかわいい)」キャラの先駆的存在、ウーパールーパーを記憶している人は多いはず。地球外生物を思わせる容貌(ようぼう)から、「日清焼そばU.F.O.」のCMに抜擢(ばつてき)され、一躍人気者となったのは昭和60年のことだ。それから、四半世紀。食品の売り上げに貢献した立役者がいま、自らが“食材”となっているとの情報を聞きつけ、ウーパールーパー養殖場に足を運んでみた――。(宮原啓彰)

水槽にウーパールーパー8千匹

yd_karaage.jpg ウーパールーパーの唐揚げ=富山県富山市の「日本生物教材研究センター」

 富山県富山市の「日本生物教材研究センター」の水槽には、なんと約8千匹ものウーパールーパーが泳いでいた。

 ウーパールーパーはメキシコ原産のサンショウウオの一種で体長10〜25センチ。幼生の形態のまま成熟する特徴を持つ。野生種の減少ゆえ国際取引が規制され、日本では国内で繁殖された個体のみが流通する。

 一世を風靡(ふうび)した1980年代後半、ペットとしても人気が高まり、「1匹の卸値は7千円。市場価格で1万5千円〜2万円した」と同社の林孝之社長(67)は振り返る。

 ところが、90年代に入ると、需要は激減。「いまは卸値で1匹600円。売り上げは最盛期の10分の1」(林社長)という。

「すっぽんのアクを抜いたような味」

 そんなおり、林社長が出会ったのが、北大路魯山人の著作にあるサンショウウオの味の記述。いわく「すっぽんのアクを抜いたようなすっきりした上品な味」。富山の山間部に住む老人からも「昔はサンショウウオを食べていた」と聞き、ウーパールーパーの食用化を思いついたという。

 今年1月、地元企業の協力でさっそくウーパールーパーの乾燥食品を完成。魚の干物のようにそのまま食べることもでき、お湯で戻して空揚げや天ぷらにすることもできる。体長15センチ前後が食べごろらしい。

 そして、気になる味はというと、「歯応えがあり臭みもない。フグやアナゴに似ている。コラーゲンが含まれ滋養にもよい」(同)。

 ウーパールーパーの生態に詳しいウーパールーパー専門販売店「うぱ屋正三郎商店」代表の三浦広文さんも「メキシコでは古代から、幼少の姿のままでいるウーパールーパーを不老長寿の食材として珍重したようです」と話す。おすすめは天ぷらや春巻きなど。

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