為替の落ち着きもあり、業績面からの見直しも
JVC・ケンウッドHDがHOYAから「ペンタックス」ブランドで知られるデジタルカメラ事業を買収する。ビクターは世界のビデオカメラ市場の約20%を占め、ソニー(6758)に次ぐ世界2位。ビクターが蓄積しているビデオカメラ技術を活かして、デジカメ事業に進出する。
リチウムイオン電池向けのセパレーターフィルムの製造、販売で合弁することで基本合意した。両社が協力することで用途開発を積極化し、同事業の拡大を図る。
年末年始に大型の割引切符を販売する。高速道路の通行料金引き下げなどで減る見通しの客足をつなぎとめる考え。最大5割程度割り引く往復乗車券などを発売する。
2010年にも中国に研究開発拠点を新設する。日本の自動車メーカーが中国に独自の研究開発拠点を設けるのは初めてで、世界最大の市場である中国で現状のシェア約6%の拡大を目指す。新拠点で価格や性能、デザインで高い競争力を持つ「中国専用車」の開発を目指す。
インドネシア沖合いで100%の権益を持ち、開発中の鉱区の権益の10%をインドネシアの油田・ガス田開発会社の子会社に譲渡する。現地企業との協力関係を築くことで液化天然ガス(LNG)を出荷する大規模事業の実現に弾みをつけるとともに、1兆円規模の投資負担の軽減にもつなげる。
インフルエンザ治療の点滴薬「ベラミビル(一般名)」の製造販売承認を申請した。承認取得や発売の時期は未定としているが、早期に承認されれば今冬のインフルエンザ流行期に発売できる可能性がある。承認されれば30万人超の供給を目指す。
売り 2150万株
買い 1860万株
(金額ベースは買い越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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