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日経平均 | 10034.74円 | △143.64円 |
売買高 | 19億3078万株 | − |
日経平均先物 | 10010円 | △130円 |
売買代金 | 1兆4511億円 | − |
TOPIX | 894.67 | △12.41 |
値上がり銘柄 | 1125銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 438.07 | △4.97 |
値下がり銘柄 | 436銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1216.94円 | △8.04円 |
変わらず | 121銘柄 | − |
騰落レシオ | 82.10% | ▼1.61% |
米国株高や円安に加え、業績回復が示された銘柄が買われて大幅高
続々と決算発表が行われる中で業績回復を示す企業が多いことに加え、米国株が大幅高、為替も円安に振れたことで買い先行となりました。昨日とは反対に買い気配から始まるものも多く、業績の上方修正を発表したようなハイテク銘柄などを中心にほぼ全面高となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)も買い越しと伝えられたことも買い急がせる要因となったのでしょうが、寄り付きからの買いが一巡した後は週末ということもあり、上値の重い展開となりました。朝方発表された失業率が予想以上に改善していたのですが、特に材料視されることもありませんでした。
後場に入ってからはいつものことながら方向感のない中、小動きとなりました。昼の時間帯や後場に入ってらかも比較的好調な決算を発表するものが多く見られたのですが、そうした銘柄が新たに買われるというよりは買われていた銘柄を売って乗り換えるというような動きも見られ、指数は小動きとなりました。月末、週末ということで持ち高を大きく増やすというよりは目先的な売買が中心となっていたようです。相変わらず政策の先行きが見えないことから腰の据わった買いも入り難く、底堅い堅調な展開ではあるのですが、上値も重い感じです。
小型銘柄も堅調なものが目立ちましたが、上値の重い展開には変わりありません。東証マザーズ指数は大幅高となったのですが、二部株指数や日経ジャスダック平均は堅調というに止まりました。先物へのまとまった売り買いも相変わらず少なく、売り急ぐ動きも買い急ぐこともなく、指数を大きく動かすこともありませんでした。目先筋の売り買いが中心であることはいつものことなのですが、週末と言う事でヘッジ売りも出て上値を押さえる要因にはなっていたようです。
月末、週末ということもあるのでしょうが、決算動向などにも反応は鈍く、いったん反応した後はその反応が続くというよりはすぐに反対売買が出て身動きが取れなくなるようなことが多いようです。決算動向を気にはしているのですがそれも長い目で見ての決算のトレンドと言うよりは予想よりも良いか悪いか、買いで反応するのか売りで反応するのかなど目先的な反応が中心となっていたようです。引き続き来週も業績の回復は見られるのだけれど、先行きに対する懸念、その業績回復のトレンドが続くのかどうか確信が持てないということで、大きく相場全体の方向感がでることはないものと思います。当面は個別には決算動向に一喜一憂しながらもみ合いが続くものと思います。
雲の下限にサポートされて下落した基準線まで戻りました。ストキャスティックスは底値圏になり底堅さも見られるのでしょうがRSIは下げ足りず、もう少し雲の下限のサポートを試す場面がありそうです。遅行線が日々線を抜けるのかどうかが注目されますが、日々線が雲のねじれにかかるところで動きが出るのではないかと思います。それまでは雲の中での動きが続くものと思います。
反発となりましたが、転換線までの反発に止まりました。遅行線がひび線を意識する水準まで戻り切らず、上値の重い展開となっています。ストキャスティックスは底値圏からの反発となっていますが、RSIはまだ下落余地もあり、まだ下値を試す場面もあるのかもしれません。基準線がもう一段下落となるので、上値は重いのではないかと思います。
基準線を意識したところから反発となりましたが雲に上値を押さえられて戻りも限定的となっています。遅行線も下落する日々線に絡みながらの動きであり、RSIもストキャスティックスも下落となっており、引き続き上値の重さを確認しながら押し目を探る動きが続くものと思います。
決算発表に素直な反応
29日引け後に発表した2009年4−9月期連結決算で営業利益が従来予想を上回ったことに加え、米国GDP(国内総生産)がプラスとなったことで、主力の米国市場での業績改善が期待されて大幅高となりました。
30日付の新聞で資本調達の増強規模が縮小しそうだと報じられたことから経営再建の先行き不安が後退したと見られ、好感した買いが入り大幅高となりました。
29日引け後に2010年3月期の海外のタバコ事業の販売数量計画を下方修正したことから軟調な展開となりましたが、週末の手仕舞いの買戻しなどもあって底堅い展開となりました。
29日引け後に2010年3月期の連結純利益見通しを下方修正したことから嫌気した売りに押されました。マンション販売動向がが好調と見られていただけに意外感もあり、売りがかさんだものと思います。
主力製品の稼働率が高水準で推移し、磁性材料などが寄与して下期も収益も好転が期待出来るとして外資系証券が投資判断を引き上げたことから大幅高となりました。
収益改善策が示されないまま、有利子負債削減を目的とするエクイティファイナンスを発表したことから、外資系証券が投資判断を2段階引き下げ、嫌気する売りに押されて軟調となりました。
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