中途採用の面接を受けて、嫌な思い出がある人はどのくらいいるのだろうか。中途採用の面接を受けたことがある人に聞いたところ、32.9%の人が「嫌な思い出がある」と回答していることが、パソナキャリアの調査で分かった。
具体的にどういった経験かを尋ねると、「態度が高圧的で何を話しても否定的だった」「面接室で長時間待たされ謝罪なくひじをついたりしながら面接を行われた」といった面接官の応対のほか、「面接会場や時間が何度も変更になり、最終的に会場が喫茶店になった」「待ち時間が長く、社員の無駄話が聞こえてきて、悪い印象を受けた」といった面接の環境に関する声が多かった。
面接時に受けた印象によって、入社の決意に影響したという人はどのくらいいるのだろうか。「とても影響を与える」(42.8%)と「まあまあ影響を与える」(48.1%)を合わせると、90.9%にも達した。特に20代前半では影響度合いが高かったが、「30代後半や40代は全体と比較すると影響度合いが低いため、そのほかの要因で入社の決意をしていることがうかがえた」(パソナキャリア)としている。
面接官の応対で「良い印象につながった」ことを聞いたところ、「面接時に入社後のイメージを具体的に説明してくれる」が最も多く22.8%。次いで「職務経歴書の内容を理解してくれている」(19.0%)、「面接時に仕事内容について説明をしてくれる」(17.7%)という結果に。
転職経験者551人が回答。調査期間は8月1日から8月31日まで。
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