決算発表に一喜一憂する展開か
電子書籍などとして使える電子ペーパー端末で、折り曲げても使える薄型の試作品を開発した。両面の表面のパネルを樹脂製にしたほか、タッチパネルや回路の基板を軽く曲げても作動するように設計した。画面は電源を切ってもそのまま表示を保つ。
バイオエタノールを「バイオガソリン」の原料(ETBE)に改質する装置を新設した。既存施設を改造し北海道産のバイオエタノールなどを使い、ETBEを生産する。2010年度からのバイオガソリンの全国展開に備え、原料の供給体制を整える。
10〜12月の建設用鋼材の生産量を当初計画の3割減から4割減に下方修正する。同社だけではなく電炉各社は建設需要の不振が深刻化し、鋼材相場が10月から下落に転じたのを受け、10〜12月期の需要期としては異例の大幅減産に乗り出す。
東証マザーズ上場の同社は日本の一般用医薬品(大衆薬)を販売する通販サイトをシンガポールに開設した。6月の改正薬事法施行に伴い、国内では通販が禁止された第1類、第2類の大衆薬を日本向けなどに販売する。
農作物の生育状況を検知して、農薬や肥料などを散布する自動制御システムを開発した。散布用トラクターに搭載すれば、データ入力作業が不要となるため作業効率が向上する。2010年4月にも商品化する計画で、食料需要の拡大をにらみ、農機向けシステムを収益源に育てる。(日経産業)
主力のコンテナ船の運航隻数を2013年度を目処に現在の半分にする。規模縮小で人件費などの固定費を削減して収益改善を狙う。一方、インドを拠点とする輸送事業を拡大する。鉄鋼大手タタ製鉄と設立した合弁会社の海上輸送量を2009年度に前年度比1.5倍にする。成長著しいインドで収益源の確保と安定的な輸送体制の構築を急ぐ。(日経産業&日経)
売り 1460万株
買い 1330万株
(金額ベースは買い越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PRアクセスランキング