電池事業で提携する。日産が2010年後半から販売する電気自動車で一定年使用したリチウムイオン電池を再利用し、住宅やビルの蓄電池などの用途を開拓する。電池のコストが課題となるが、リサイクル市場を確立し、電池コストを下げて電気自動車の普及につなげる。
洗濯機のモーターなどで欧州首位のイタリアの家電用モーター大手を年内に買収する。環境対応の家電製品向けの高効率モーターの需要が高まっており、市場の拡大と自社の収益力回復を受けて、M&A(合併・買収)戦略を再開する。
子会社が車載用リチウムイオン電池の量産ラインを新設した。月産30万個の生産能力を持つもので来年末に本格稼働、米GM(ゼネラル・モーターズ)のハイブリッド車向けに納入する。
パナソニック創業者の設立した松下興産の事業承継会社である不動産会社を買収する。米系不動産ファンド傘下で再建を進めていたものだが、業績が再び悪化、関西電力は買収により、オール電化住宅の普及を急ぐ。
米製造装置メーカーからMEMS(微小電子機械システム)製造装置事業を買収した。携帯機器や自動車に使われる加速度センサーなどMEMSの需要拡大で装置需要も伸びると判断した。
米国に子会社を設立した。今後、香港にも設立する予定で、店舗網を拡大、既に韓国やタイなどには出店しており、さらに海外展開を加速する。
売り 1900万株
買い 3570万株
(金額ベースも買い越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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