愛妻家は、どんなクルマを好む?

» 2009年10月19日 13時14分 公開
[Business Media 誠]

 もし新車を買えるとしたら、あなたはどんなタイプを好んで選びますか? 40〜50歳代の妻帯者(男性)に聞いたところ、最も多かったのは「ミニバン(ステップワゴン、セレナ、ノアなど)」で43.2%、次いで「セダン(マークX、クラウン、ティーダなど)」(38.6%)であることが、コミュニケーションデザイン総合研究所の調査で分かった。

 このほか「エコカー(プリウス、インサイトなど)」(28.3%)、「SUV」(エクストレイル、ハリアーなど)」(22.3%)、「スポーツカー(フェアレディZ、ロードスターなど)」(18.6%)という結果に。「世はエコカーブーム一辺倒な感ではあるが、この世代が20〜30歳代であったバブル時代に売れ筋の『セダン』が2位となり、まだまだ『セダン』人気が高いことがうかがえた」(コミュニケーションデザイン総合研究所)としている。

(出典:コミュニケーションデザイン総合研究所)

 インターネットによる調査で、40〜50歳代の妻帯者(男性)516人が回答した。調査期間は10月8日から10月9日まで。

助手席に乗せて一緒にドライブに行きたい人

 もし新車を買ったら、助手席に乗せて一緒にドライブに行きたい人は誰だろうか。最も多かったのは「妻」(55.6%)、次いで「子ども」(14.1%)、「家族」(11.6%)だった。「妻」と回答した人に、その理由を聞いたところ「一緒に苦労したので、2人でドライブを楽しみたい」(53歳、埼玉県)、「一番感謝している人だから」(48歳、神奈川県)といった声があった。その一方、妻帯者に聞いたにもかかわらず「恋人・愛人」という人が8.1%いた。

 また「妻」と回答した人は、どんなタイプのクルマに乗りたいと考えているのだろうか。好んで選ぶ新車のタイプと助手席に乗せたい人の相関関係を調べたところ、「妻」と回答した人で、最も多かったクルマは「セダン」で59.1%。次いで「タウンスモール」(58.0%)、「エコカー」(57.1%)、「ミニバン」(54.3%)と続いた。ちなみに助手席に「恋人・愛人」と答えた人は「スポーツカー」を選ぶ男性が目立った。「ご主人が『セダンが欲しい』と言い出したら、『妻を愛している』というご主人の思いの表れかもしれない」(コミュニケーションデザイン総合研究所)

助手席に一緒に乗りたいのは「妻」と回答した人は、「セダン」を選ぶ人が最も多い(出典:コミュニケーションデザイン総合研究所)

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