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日経平均 | 10257.56円 | △18.91円 |
売買高 | 19億7433万株 | − |
日経平均先物 | 10270円 | △30円 |
売買代金 | 1兆3228億円 | − |
TOPIX | 900.95 | ▼3.16 |
値上がり銘柄 | 607銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 437.55 | ▼4.91 |
値下がり銘柄 | 933銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1216.48円 | ▼1.35円 |
変わらず | 144銘柄 | − |
騰落レシオ | 82.92% | ▼2.34% |
米国株が堅調、為替も円安で買い先行で始まるも週末の手仕舞い売りに押されて上値が重く小動き
米国市場が引き続き堅調となったことや為替が円安に振れたことから、輸出株を中心に買い先行となりました。買い気配から始まるものも散見されましたが寄り付きの買いが一巡した後は買いが続かず、週末の手仕舞い売りもあって上値の重い展開となりました。ただ、外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が買い越しと伝えられたことや週末の手仕舞いの買戻しなども見られ下値を売り急ぐ動きはなく方向感なく小動きとなりました。金融株が売られ、食品株が買われている以外は特に大きな動きとなるものもなく、相変わらず持高調整や目先筋の売買が中心となっていたものと思います。
後場に入ると寄り付きから売り先行となり、軟調となる場面もありました。ただ、前場と同様に売り急ぐ動きはなく、買戻しなどもあって底堅く、前場と同じ様に寄り付きの売りが一巡したあとは方向感なく小動きとなりました。前場は堅調であった石油株などが売られディフェンシブ銘柄の一角も下げに転じたものも見られましたが逆に前場から売られていたものが買戻しなどで底堅く、指数に動きが見られなかったものと思います。結局、最後まで方向感はなく、手仕舞い売りやヘッジ売りに買い戻しが交錯、節目と見られる10200円台半ばの水準で上値を押さえられながらも堅調となりました。
小型銘柄も小口の売り買いに振らされながら手仕舞い売りに押されて軟調となるものが目立ちました。東証マザーズ指数は大幅安、日経ジャスダック平均も二部株指数も軟調となりました。先物も手仕舞いの売り買いや目先筋の小口の売買が中心で大きく相場を動かすようなまとまった売り買いはほとんど見られませんでした。ここのところ方向感のない展開が続いていることから、売買も手控え気味で閑散としています。
JAL(9205)や銀行株の「ディーリング」の動きで売買高は多くなっていますが、市場全体としては方向感なく閑散とした感じです。相場の先行きが見えないとは「いつものこと(?)」なのですが、政権交代となってから、日本そのものの方向性が見えず、したがって資金の振り向け先が見えず、相場の方向感に乏しい展開となっているものと思います。来週からは決算動向なども見えて来るものと思われ、政策にかまわずに景気回復、業績回復を織り込む相場展開となることが期待されます。政策に方向性は見えないならば見えないなりに対処していくしかないと思います。
遅行線は日々線を抜け切れず、上値の節目と見られる10200円台半ばで上値を押さえられた格好となりました。方向感のない展開ですが、ストキャスティックスは高値圏になっており、RSIは上昇余地はあるものの上値もますます重くなりそうです。
遅行線が雲に上値を押さえられ、日々線は基準線を意識して上値が重くなっています。ストキャスティックスは底値圏からの戻りとなっていますが、高値圏まで上昇、RSIはまだまだ上昇に転じたところで上昇余地もあるのですが、いったんは上値の重い展開となりそうです。
基準線を抜けて底入れ感が強まりました。ただ、遅行線が日々線に上値を押さえられており、ここから戻りも鈍くなるものと思います。RSIは下げ足りなかったもののストキャスティックスと共に安値圏から戻り歩調となっており、遅行線が日々線に上値を押さえられながらも戻りを試すような強含みの展開が続きそうです。
円安に反応せず手仕舞い売りに押される
米国で原油先物市場が堅調と伝えられ、また、昨日の引け後に英・北海油田で原油とガスを発見したと報じられ、買い先行で始まり堅調となりましたが、週末の手仕舞い売りに押され上値が重くなりました。
週末の買戻しが入り大幅高となりました。国内大手証券が割安感が強いとして投資判断を引き上げたことで、買い戻しを急ぐ動きになったものと思います。
本日付の新聞で液晶テレビのバックライトに使う発光ダイオード(LED)の製造に参入すると報じられたことを好感して一時大幅高となるなど終始堅調となりました。
2009年7−9月期の営業利益が4−6月期の2倍強に増えたもようだと新聞で報じられ、業績の回復を囃して買いが入り大幅高となりました。
昨日の引け後に2010年2月期通期連結業績の下方修正を発表。消費者の低価格志向の高間にが継続すると予想されることからさに厳しい状況もあり得るとの見方もあり、売られ大幅安となりました。
客単価に加え、既存店客数も前年割れが慢性化しており、国内証券が業績予想を減額、投資判断を引き下げたことが嫌気されて売られ、軟調となりました。
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