上司または部下と飲みに行ったとき、よく飲むものは

» 2009年10月16日 11時47分 公開
[Business Media 誠]

 不況の影響で給料が上がらない、ボーナスもカット……。財布のひもが固くなりがちな昨今、職場の人とのお酒の飲み方に変化は出ているのだろうか。

 職場の人とお酒を飲みに行く頻度を聞いたところ、月平均で1.5回。また1回当たりの平均予算は、昨年より138円マイナスの4530円であることが、キリンホールディングスの調査で分かった。2004年の調査開始以来、回数・金額ともに最低の結果となり、不況の影響が“飲み会”にも出ているようだ。

 上司と飲みに行ったときによく飲むものを聞いたところ、「生ビール」(81.2%)がトップ。次いで「チューハイ・サワー」(26.7%)、「焼酎(グラス売り)」(22.6%)、「びんビール」(22.2%)、「焼酎(ボトル売り)」(20.9%)という結果に。一方、部下と飲みに行ったときには「ビール」(82.7%)がトップ、以下「チューハイ・サワー」(32.5%)、「びんビール」(24.9%)、「焼酎(グラス売り)」(24.8%)、「焼酎(ボトル売り)」(23.5%)と続いた。

 上司と飲みに行くときより、部下と飲みに行くときのほうが、相手に合わせて多種類のお酒を飲んでいる傾向がうかがえた。また部下と飲みに行ったとき飲むものは、年代によって違いがあり、20代男女は「チューハイ・サワー」「カクテル」「梅酒」が人気。30代・40代の女性は「ワイン」を好んでいる人が目立った。

お酒に対するイメージ

 お酒に対し、どのようなイメージを持っている人が多いのだろうか。年代が下がるほど「場の雰囲気を盛り上げるもの」「付き合いで飲むもの」、年代が上がるほど「適量であれば体によい」「食事の味を引き立てるもの」「人生を豊かにする」といったイメージを持っているようだ。

 インターネットによる調査で、20歳以上の男女1万3096人が回答した。調査期間は8月28日から9月2日まで。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.