調査リポート
» 2009年10月05日 18時12分 UPDATE

話しやすい、頼りになる――男性の4割以上「同性の上司の方が仕事しやすい」

上司の性別は仕事のしやすさを左右するのか。アイシェアが「異性の上司に関する意識調査」を実施。性別、年代別で意識に差があるようだ。

[塙恵子,Business Media 誠]

 あらゆる職種で男女の共同参画が進んでいる今、上司の性別は仕事のしやすさを左右するものだろうか。アイシェアが20代〜40代の男女555人に「異性の上司に関する意識調査」を実施した。

同性の上司と異性の上司、どちらが仕事をしやすい?

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 同性の上司と異性の上司、どちらが仕事をしやすいかを聞くと、「同性」が34.2%、「異性」が16.0%、「どちらも変わらない」が49.7%という結果に。男性では46.7%が「同性」と答え、女性(17.6%)を大きく上回った。特に40代男性では53.6%と割合が高く、高い年代の男性ほど「同性」と答えた人が多い。一方、女性では29.8%が「異性」と回答。特に30代女性では37.7%と高比率だった。また20代の54.4%が「どちらも変わらない」と回答し、若い年代ほど上司の性別にこだわりがないようである。

理由は話をしやすそう、頼りになりそう

 「同性」派の190人に複数回答形式で理由を聞くと、全体の74.2%が「話をしやすそう」と回答。女性では81.0%にのぼった。続いて「気持ちを分かってもらえそう(42.1%)」「頼りになりそう(27.9%)」「プライベートでも仲良くできそう(12.1%)」の順となった。

 性別、年代別で見てみると、女性は57.1%が「気持ちを分かってもらえそう」と高比率。20代男性の32.6%、30代男性の39.5%が「頼りになりそう」を、女性の35.7%が「体調不良などに気づいてくれやすそう」(35.7%)を理由に挙げた。

 一方「異性」派の89人も、トップは「話をしやすそう(60.7%)」で「同性」派と同じ理由だった(複数回答形式)。2位は「頼りになりそう(43.8%)」、3位は「怖くなさそう(10.1%)」。「同性」派では2位だった「気持ちを分かってもらえそう」は4位で4.5%にとどまった。

 「話をしやすそう」と答えた人は特に男性が多く(66.7%)、しかも年代が上がるほど高比率になる。「頼りになりそう」は女性で54.9%だったのに対し男性はゼロ。「異性の上司に、男性はコミュニケーションの取りやすさを、女性はコミュニケーションの取りやすさに加え、頼もしさも求める傾向があるようだ」(アイシェア)

自分が上司なら?

 では、自分が上司なら同性と異性どちらの部下のほうが仕事をしやすいのだろうか。結果は「どちらも変わらない」が58.2%を占め、「同性」は31.2%、「異性」は10.6%に。「同性」派は男性(36.0%)が、「異性」派は女性(16.0%)がやや多めだったが、「どちらも変わらない」との答えが最も多い点は同じだった。

 仕事がしやすい上司で「同性」派だった人は、部下の場合でも61.1%が「同性」派。上司は「異性」派という人は部下でも「異性」派を選ぶ人が7.1%でトップだった。

 なお、上司で「どちらも変わらない」と答えた人は、部下も「どちらも変わらない」とする人が83.8%にのぼった。上司の性別を意識している人は、部下の性別も意識する傾向あるようだ。

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