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日経平均 | 9731.87円 | ▼246.77円 |
売買高 | 21億9333万株 | − |
日経平均先物 | 9730円 | ▼250円 |
売買代金 | 1兆4959億円 | − |
TOPIX | 874.67 | ▼21.45 |
値上がり銘柄 | 131銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 422.94 | ▼15.51 |
値下がり銘柄 | 1508銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1208.22円 | ▼16.26円 |
変わらず | 45銘柄 | − |
騰落レシオ | 69.55% | ▼2.46% |
米国株安を受け、週末の手仕舞い売りや持高調整の売りに押されて連日の大幅下落
米国市場が大幅安となったことから売り先行となりました。先物を筆頭に売り気配から始まるものが多く、寄り付きから大幅安となり、寄り付きの売りが一巡したところではいったん戻り歩調となる場面もありましたが、戻りの鈍さを嫌気して売り直され、節目と見られた9800円水準を割り込んで、もみ合いとなりました。寄り付きからまとまった売り買いが見られ、持高調整の売りが出ていたと思われることや外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)も売り越しと伝えられたこともあり、買い気に乏しい中、散発的な買戻しで何とか支えているような状況でした。
後場に入っても引き続き買い気に乏しい展開で週末の手仕舞い売りや米雇用統計の発表などを控えてヘッジ売りなどもかさんで売り先行となりました。寄り付きの売りが一巡し後は目先筋の買戻しが入り戻し歩調となる場面もあったのですが、あくまでも買戻しという感じで、買い一巡後は再びじりじりと値を崩し、小動きに終始、方向感なく底値圏でのもみ合いとなりました。最後は目先筋の買戻しと週末の手仕舞い売りやヘッジ売りが交錯しながら方向感のない動きで取引を終了、悲壮感もない中で連日の大幅下落となりました。
小型銘柄も見切り売りがかさんで主力株と同様に大きな下落となりました。東証マザーズ指数は買い気の乏しい中でまとまった売りがあり、3%を超える下落となり、二部株指数、日経ジャスダック平均も大幅安となりました。先物も朝方から先安感や週末のヘッジ売りとしての断続的なまとまった売りがあり、指数を下押す要因の一つとなりました。目先筋のまとまった買いが入ると戻り歩調となる場面もありましたがあくまでも目先的な買戻しに過ぎず、すぐにヘッジ売りなどに押されて、指数が切り返す要因とはなりまんでした。
日経平均の節目と見られる9800円水準を割り込み、TOPIXと同様に一目均衡表の「雲」を割り込むような展開となりました。もう一段、恐らく9500円から600円水準までの調整となる可能性も強まり、上値の思い展開となりそうです。週末の米雇用統計が予想以上に改善しているようなことがあれば(現状考え難いですが)反発となるのでしょうが、そうでないと週明けは週末のヘッジ売りの買戻しは見られるのでしょうが、それ以上の買いが見られず調整が長引くものと思います。
TOPIXに続いて「雲」をあっさりと割り込んでしまいました。週明けに雲の中までしっかりと戻せばまだ雲の下限で底堅い、と言えるのでしょうが週明けにも軟調な展開となれば、遅行線が雲にサポートされる水準である9500円から600円での底堅さを確認するような展開になるものと思います。
遅行線が雲も割り込み下値目処となるのは5月の安値水準=7月の安値水準=850〜60の水準となりそうです。もう一段下値下落余地があることになってしまいますが、ストキャスティックスは底値圏にあるもののRSIは下げ足りず、その節目の水準まで下がれば割安感が出て反発となって来るのでしょう。
底値圏で小動きとなっています。転換線に上値を押さえられ、RSIもストキャスティックスも下落余地があることから、下値を試す動きが続いているものと思われます。RSIやストキャスティックスが安値圏にんなるまでは転換線に上値を押さえられて、下値を探る動きが続くものと思います。
ほぼ全面安の中でディフェンシブ銘柄の一角が底堅く堅調
ほぼ全面安となるなかで、昨日の引け後に発表された2009年3−8月期決算で3−8月期としては2年ぶりの過去最高益となったことから、業績が好調な銘柄として物色が続き、連日の年初来高値更新となりました。
売り気配から始まり大幅下落となりました。昨日の引け後に大型の公募増資を発表、株式価値の希薄化を嫌気する動きから売りがかさみ大幅下落となりました。
特に個別の売り材料が出たわけではないのですが、米国半導体株が売られたことやこれまで半導体市況の回復期待から買われており、持高調整の売りがまとまって出たことなどから、大幅安となりました。
ポリカーボネートの収益改善による業績上ブレと不採算事業からの撤退などを評価して国内証券が投資判断を2段階引き上げたことからほぼ全面安となった相場のなかで逆行高となりました。
好業績なディフェンシブ銘柄を消去法的に物色する動きのなかで堅調となりました。先月末に発表した決算が好調であったことから堅調な地合いが続いており、ほぼ全面安となるなかで、買える銘柄ということで物色されたものと思います。
外資系証券が下半期から国内民間建設投資の回復期待から投資判断を引き上げ、堅調となりました。株価ここのところ大きく下落していただけに持高調整の買戻しも入ったものと思います。
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