個別の材料に反応する展開
テンプホールディングスはジャスダック上場の日本テクシードの子会社化を目指してTOB(株式公開買い付け)を実施する。日本テクシードの発行済み株式数の51%を1株525円で買い付ける。買い付け予定株数に達しない場合は応募株全部を買い付けない。TOB後もテクシードの上場を維持する予定。
親会社の米トイザラス傘下の投資会社が1株587円で同社株をTOB(株式公開買い付け)する。全株取得を目指しており、同社は上場廃止の見通し。買い付け期間は本日から11月10日まで。非公開化で経営効率を改善する。
一般向けマスクの製造・販売に参入する。新型インフルエンザの流行や花粉症に悩む人の増加で、近年マスクの需要が増加していることを受け、事業化する。
米国に発電所用のガスタービンの部品工場を建設する。米国とカナダでガスタービンを受注しており、交換部品の需要が見込めると判断。環境負荷が比較的少ない天然ガスを燃料としてガスタービンを使う発電所が増えるとみて、需要次第ではガスタービン全体の現地生産も検討する。
自動車部品最大手の独ボッシュから北米のブレーキ事業の一部を買収する。米GM(ゼネラルモーターズ)やフォードモーターなど顧客を引き継ぎ、北米事業の拡大につなげる。
それぞれ、天然ガス事業を拡大する。天然ガス需要の約95%を占める輸入の液化天然ガス(LNG)の価格は変動が大きい上、上昇傾向にあり、比較的価格が安定している国産の強みを生かし、供給を増やす。石油資源開発は北海道などで生産設備を増強。国際石油開発帝石は新潟のガス田の生産能力を拡大する。
売り 3590万株
買い 2970万株
(金額ベースも売り越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PRアクセスランキング