コラム
» 2009年09月17日 08時00分 UPDATE

郷好文の“うふふ”マーケティング:私たちがトイレに行く理由 (1/3)

トイレは用を足しに行くためだけの場所ではない。身だしなみを整えたり、気分を落ち着けたり、合コンの戦略を練ったり……。トイレに行く理由にどのようなものがあるか考えてみた。

[郷好文,Business Media 誠]

著者プロフィール:郷 好文

マーケティング・リサーチ、新規事業の企画・開発・実行、海外駐在を経て、1999年より2008年9月までコンサルティングファームにてマネジメント・コンサルタントとして、事業戦略・マーケティング戦略、業務プロセス改革など多数のプロジェクトに参画。 2008年10月1日より独立。コンサルタント、エッセイストの顔に加えて、クリエイター作品販売「utte(うって)」事業、ギャラリー&スペース「アートマルシェ神田」の運営に携わる。著書に『ナレッジ・ダイナミクス』(工業調査会)、『21世紀の医療経営』(薬事日報社)、『顧客視点の成長シナリオ』(ファーストプレス)など。2009年5月より印刷業界誌『プリバリ[印]』で「マーケティング価値校」を連載。中小企業診断士。ブログ→「マーケティング・ブレイン


 みなさん、トイレに何をしに行きますか?

 「用を足しにいくに決まっているさ」と答えたあなた、実はいろいろと別の用も足しているはず。Cheezburgerが作った「レストランのトイレを利用する理由 男女の違い」を見てほしい。

ah_song-chart-memes-washroom-visit.jpg (c)cheezburger

 男性は「一息いれる(Relieve oneself)」と「手を洗う(Wash hands)」だけなのに、女性は盛りだくさん。メイクやヘアを直す、ネイルの手入れ、デオドラントスプレーで身だしなみ、さらに「友人に電話する」「携帯メールを打つ」そして「ゴシップする」とやることはいっぱい。そうか、だから長いのか。

 「ゴシップする」――そう、トイレは“品定め・駆け引きの場”でもある。合コンにやってきた男女、アイスブレイクから談笑ステップへ、そしておバカなジョークでゲラゲラ笑って第1幕が閉じる。そこでトイレタイム。なぜか「オレも」「あたしも」と連れ立つ。

 男子トイレでは……「お前、誰?」「左から2番目のセミロングの子」「バカだな、あの子はオレしか見てないじゃん」「ありえね」「じゃあ、メアド聞き出してみろよ」

 女子トイレでは……「今日、残念な感じ」「うん、2次会はなしね」「口直しにスイーツ食べて帰らない?」「そうしよ」

 洋式トイレの水流のように競争心が渦巻き、便座のように冷たく意思決定が下される。トイレという空間で広がる人間模様、そのサガ。あまりに奥深い“トイレに行くワケ”をもっと挙げてみよう。

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