世界の半導体設備投資は、2009年後半に回復する見通しだと調査会社Gartnerが報告している。
同社の調査では、2009後半の半導体設備投資額は47.3%と大きく増加する見通しだ。ただし、前半に投資額が急落したため、通年の成長率はマイナス47.9%となる見込み。回復は2010年も持続するとみられ、同年の投資額は34.3%増と予測されている。
「メモリメーカーは5xおよび4xナノメートル世代に向けた準備しており、2009年の残りの期間と2010年前半は、主にIT企業が製造機器を購入するだろう。2010年後半には、企業や個人が電子機器を購入するようになり、半導体生産能力が拡大され、世界的により一貫した成長が見られるはずだ」とGartnerの調査担当副社長ディーン・フリーマン氏は述べている。
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