食費の節約と、焼きソバを作る関係

» 2009年09月11日 11時44分 公開
[Business Media 誠]

 景気悪化の影響を受け「夫の給与が上がらない」という主婦も多いのではないだろうか。そこでマーケティング事業を展開しているドゥ・ハウスは焼きソバの利用にスポットを当て、アンケートを実施。その結果、焼きソバを「食費を節約するために作っている」と答えた人は55.2%と、半数を超えていることが分かった。年代別に見ると、20代では74.8%、30代では60.8%と、若い年代ほどこの傾向が強いようだ。

食費を節約するために焼きソバを作ることはありますか? (出典:ドゥ・ハウス)

 節約のために加える食材を聞いたところ「普通に豚肉、キャベツ、ピーマン、もやしなどですが、焼きソバだと他に何もしなくても満足してもらえるので、結果的に節約になる」(30代)、「残っている野菜など、家にある食材を使う。今までは豚こま肉を焼きソバのために買っていたが、最近では冷蔵庫に残っているソーセージなどで代用している」(20代)など、冷蔵庫に残っている食材を使っている人が目立った。

 インターネットによる調査で、20歳〜69歳の既婚女性596人が回答した。調査期間は6月23日から6月26日まで。

焼きソバを料理する頻度

 最近、焼きソバを料理する頻度が増えたという人はどのくらいいるのだろうか。「増えた」という人は24.2%だが、20代の主婦に限ってみると、45.5%と半数近くが増えたと答えた。増えたという人に、利用シーンを聞いたところ「休日の昼食」が最も多く67.4%、「平日の夕食」も52.8%と半数を超え、「平日の昼食」の34.7%を上回った。「主婦の平日の昼食利用が多いと思われがちだが、焼きソバは家族で食べるシーンが増えているようだ」(ドゥ・ハウス)

最近、焼きソバを作る頻度は変わりましたか? (出典:ドゥ・ハウス)

 焼きソバの代わりに減ったメニューを聞いたところ「白ごはんと、おかず。焼きソバは一品だけでも十分だが、白ごはんを炊くと他におかずを作らないといけないから」(20代)、「スーパーで買ってくるお寿司。パン屋さんのパン。一食当たりのコストが全然違う」(40代)といった声があった。

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