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» 2009年09月09日 14時25分 UPDATE

キューキ、電気自動車用急速充電器を発売――i-MiEVは30分で80%チャージ

九州電力グループのキューキは、電気自動車用急速充電器「Rapid Charge for EV」3タイプ7機種を発売した。出力50キロワットの機種で「i-MiEV」に充電した場合、約30分で80%程度充電できるという。

[栗田昌宜,Business Media 誠]

 九州電力グループのキューキは9月7日、電気自動車用急速充電器「Rapid Charge for EV」を発売した。電源部とスタンド部を分離した「KRCSS-30」「KRCSS-50」「KRCSS-50W」、離島など潮風の影響を受けやすい地区での設置を考慮して塩害対策を施した「KRCSSS-30」「KRCSSS-50」「KRCSSS-50W」、および電源部とスタンド部を一体化した「KRCS-30」の3タイプ7機種がある。価格は300万円から。

mk_krcss.jpgmk_krcs.jpg 電気自動車用急速充電器「Rapid Charge for EV」の電源/スタンド分離型(左)と一体型(右)

 Rapid Charge for EVは、キューキと九州電力が共同開発したもので、日本自動車研究所推奨のコネクタケーブル仕様に準拠しているため、三菱自動車工業の「i-MiEV」や富士重工業の「スバル プラグイン ステラ」など、同仕様準拠の電気自動車に直接接続して充電することが可能。出力50キロワットのKRCSS-50/KRCSS-50W、およびKRCSSS-50/KRCSSS-50Wでi-MiEVに充電した場合は、約30分で80%程度充電できるという。

 分離型は3相3線式の200ボルト交流電源を最大500ボルトの直流電源に変換する電源部と、電気自動車に充電操作を行うスタンド部で構成され、電源部とスタンド部を最大50メートル離すことが可能。電源部とスタンド部を分離したことにより設置の自由度が増したほか、熱や動作音を発する電源部を離れた場所に設置できるため、ガソリンスタンドに併設した場合の安全性向上や、充電時の騒音軽減が図れるという。

 また、1基の電源部に対して最大2基のスタンド部を接続できるため、1台のRapid Charge for EVで同時に2台の電気自動車に充電できるようになった(KRCSS-50WとKRCSSS-50W)。IDカードなどによる個人認証機能も搭載している。

 なおRapid Charge for EVは、経済産業省の「クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助」の交付対象設備に登録されているため、申請により本体価格の半額を上限に補助金を受け取ることが可能だ。

  分離型 一体型
  一般 耐塩 一般
型式 KRCSS-30 KRCSS-50 KRCSS-50W KRCSSS-30 KRCSSS-50 KRCSSS-50W KRCS-30
出力(キロワット) 30 50 30 50 30
最大電圧(ボルト) 500
最大電流(アンペア) 75 125 75 125 75
スタンド部 1 2 1 2 1
価格 340万円 440万円 620万円 520万円 640万円 980万円 300万円

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