コラム
» 2009年09月02日 00時05分 UPDATE

編集長ヨシオカの台湾レポート:台北−高雄が96分! 台湾新幹線に乗ってみた (1/3)

2007年に開通した台灣高鐵(台湾新幹線)。現在走っている700Tは、日本の700系をベースに作られたものだ。格段にアクセスが良くなった台湾南部へ、新幹線で出かけてみよう。

[吉岡綾乃,Business Media 誠]
ay_tw01.jpg 台湾新幹線の駅(台灣高鐵サイトより)

 日本の隣に位置する台湾。台湾に渡航したことがある日本人観光客は多いと思うが、ほとんどの人は台北とその近郊しか訪れたことがないのでは。

 かくいう筆者もその1人だった。台北市は名前の通り、縦に長い楕円形をしている台湾国土の北部にある。台湾南部には高雄や台南、中部には台中という大きな都市があるが、台北からはかなり距離があり、鉄道(在来線)や高速バスでは時間がかかる。飛行機は高価ということでなかなかそこまで行く日本人旅行客は少なかったのだ。

 しかし、2007年1月15日に開通した台灣高鐵(台南新幹線)に乗れば、台北から高雄までわずか96分。新幹線のおかげで、日本人旅行者でも思いの外簡単に台湾の中部や南部にもアクセスできるようになった。本記事では7年ぶりに台湾を訪れた筆者が、台湾新幹線に乗って、台北から高雄・台南へ向かった様子をレポートする。

ay_tw02.jpg 台灣高鐵(台湾新幹線)台北駅にて

台北駅で新幹線のチケットを買う

ay_tw08.jpg 改札の近くにあった、駅弁売り場を示す等身大看板(クリックすると全身を表示)

 台北(タイペイ)駅は非常に大きく、台湾新幹線、台鐵(在来線)、MRT(日本の地下鉄に近い)が乗り入れている。台湾新幹線のチケットを買えるのは、駅の地下1階と1階。地下1階の売り場はMRT台北駅改札の目の前で、アクセスが良い。地下1階には窓口と自動券売機があり、当日券、前売券のいずれも購入できる。中国語ができない筆者はこれまで、窓口で在来線チケットを買おうとする度に筆談&英語のやりとりに苦戦していたので、自動券売機で新幹線のチケットが買えるようになったのは非常にありがたい。

 自動券売機はタッチパネル操作で、自由席/指定席、片道/往復、行先駅、乗車日時、普通車/ビジネス車などをボタンで選んで購入する。中国語・英語の両表記の上、イラストも多用されており非常に分かりやすい。現金だけでなく、クレジットカード(VISA/MasterCard/JCB)が使えるのもありがたい。

ay_tw03.jpgay_tw04.jpg 台北駅(左)。新幹線の地下改札は、MRT台北駅改札のすぐ近くにある
ay_tw05.jpgay_tw06.jpg 新幹線の自動券売機。画面を見ながらタッチパネル操作で買い進められる。英語・中国語の二カ国語表示

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