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日経平均 | 10492.53円 | ▼41.61円 |
売買高 | 21億5862万株 | − |
日経平均先物 | 10450円 | ▼80円 |
売買代金 | 1兆5664億円 | − |
TOPIX | 965.73 | ▼3.58 |
値上がり銘柄 | 585銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 448.52 | ▼3.21 |
値下がり銘柄 | 963銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1254.44円 | △1.02円 |
変わらず | 137銘柄 | − |
騰落レシオ | 101.94% | ▼4.92% |
買い先行で始まるも疑心暗鬼な市場は乱高下
週末の米国株が底堅かったことや総選挙が終わったこと、また朝方発表された7月の鉱工業生産指数が予想を上回ったことなどから買い先行となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)も金額では売り越しながらも株数ベースでは買い越しと伝えられ買い気配から始まるものが多く見られるなど買い優勢となりました。寄り付きの買いが一巡した後も先物にまとまった買いが入り、指数も年初来高値を更新となりました。
ただ、為替が円高に振れたことや中国市場の動向を気にする向きもあり、急速に上げ幅を縮小、軟調となりました。後場に入っても一段安となり、売り急ぐ場面も見られました。それでも節目と見られる10500円を大きく割り込む場面では売り急ぐ動きも止まり、底堅さが見られると買戻しも入り切り返しましたが、逆に今度は10500円を越えると戻り売りもかさむといった状況で方向感なく小動きとなりました。結局最後は期待されたお化粧買いも入らず軟調となりましたが、とりあえず10500円水準での底堅さは見られました。先物主導で目先的な需給に振り回される相場は続きそうです。
小型銘柄は軟調となるものが目立ちましたが、主力銘柄のように売り叩くような動きはなく目先筋の利益確定売りに押されたという感じです。先物へのまとまった売り買いも仕掛け的な売り買いが散見されるなど指数を動かす要因となっていました。目先筋の売買が中心ではあるのですがまとまった買いよりはまとまった売りに追随する動きが目立ちました。方向感をしっかりと持った売買というよりはヘッジ売りや買い戻しを見ながら右往左往している感じでした。
乱高下となり、相変わらず方向感のない「鯨幕相場」が続いています。衆議院選挙が終わっても、予想を上回る経済指標が発表されても相変わらず目先の需給だけに振り回されている感じです。中国市場や円高に妙に敏感に反応しながら持高調整の売りもでていたようですが、10500円を大きく下回って売り叩く動きはあまりありませんでした。節目と見られる10500円水準を固める動きで、徐々に景気回復を織り込む動きになって来るものと思います。
寄り付きから堅調、年初来高値更新となったことから堅調な展開が期待されましたが、転換線のサポートや基準線を意識するところでの底堅さを確認することになりました。ストキャスティックスは高値圏からの調整を示唆しており上値の重い展開が続くのかもしれません。遅行線が日々線に絡むようなところで、上値を目指すことになりそうです。
引き続き高値圏でのもみ合いです。転換線や基準線のサポートを確認して底堅さが見られるのですが、ストキャスティックスは高値圏からの調整を示唆しており、上値が重そうです。遅行線が日々線を意識するようなところでは、基準線が上昇となるものと思われ、それまで調整となっても比較的強い相場が続くのではないかと思います。
遅行線が日々線を割り込み、日々線も雲を割り込んだ「逆転」が確認されることになりました。下値を探る展開となるものと思われますが、ストキャスティックスは底値圏にあるものの、RSIは下落余地もあり、7月中旬の安値圏である92円前後まで下落となって下値を確認することになるものと思います。
ディフェンシブ銘柄が堅調
本日の乱高下を象徴する銘柄です。引き続きインフルエンザワクチン関連銘柄として朝方は買い気配を切り上げてストップ高で寄り付いたものの、その一転ストップ安まで売られました。特に理由はないのですが、目先的な需給に振り回された格好となりました。
高速道路の無料化やガソリン暫定税率の廃止を公約とした民主党が政権党となったことから同社にメリットが大きいとして買われて年初来高値更新となりました。ただ、その後は利益確定売りや見切り売りに押され軟調となる場面もありました。
先週末の引け後に2009年4−9月期の連結純利益の上方修正を発表、大型物件の売却益が要因だが、素直に好感する買いが入り堅調となりました。
米国で半導体関連企業の業績回復が伝えられ、実際にDRAN価格が底打ちとなった感が強いことなどから増資完了の話題もあって買われ一時大幅高となりました。
総合スーパーなどの価格攻勢が過熱していることなどから外資系証券が投資判断と目標株価を引き下げたことから売りがかさみ、先物の売りに伴うインデックス売りの影響もあって軟調となりました。
複写機やDVD用ピックアップレンズなどの競争力が高いことなどから外資系証券が投資判断を買いで継続したことなどを好感して円高にも関わらず買われ、堅調となりました。
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