個別材料銘柄を物色か
GSユアサと新日鉱HD傘下の日鉱金属はそれぞれ電気自動車やハイブリッド車に搭載するリチウムイオン電池を回収し、再利用する事業に乗り出す。リチウムは電池材料として需要が急増しているが、全量を輸入に頼る。今後自動車大手や他の素材、電池企業にも協力を呼びかけ、回収網を構築する。
両社は資本・業務提携をする。両者の協力関係を発展させ、企業価値の向上を目指す。村田製作所は9月15日払い込みで、東京電波の第三者割当増資を引き受け、第二位の株主になる。
石油資源開発は三菱マテリアル傘下から石油製品販売事業を買収する。同事業の買収で石油資源開発の2010年3月期連結売上高は約100億円増える見通し、利益面への影響は軽微だという。
中国にタイヤ工場を建設する。タイヤ需要の高成長が見込める中国で現地生産に乗り出す。現地自動車メーカーへの納入も視野に北米市場に次ぐ収益基盤に育てたい考え。
ソフトやサービスをインターネット経由で提供する「クラウドコンピューティング」事業に参入する。システムを自社所有せず、大きな初期投資が必要ないクラウドサービスが同社の主要顧客である中堅・中小企業で需要が高まると判断。社外から企業内の業務システムに接続できるソフトに加え、販売管理など業務ソフトも提供していく。
職場や工場で使用する高機能マスクの供給能力を現在の2倍に引き上げる。同社の高機能マスクは独自開発の銅イオンを含む不織布で作っているのが特徴。新型インフルエンザの感染が広がるなか、法人からの引き合いが強まっていることに対応する。
売り 1900万株
買い 1780万株
(金額ベースも売り越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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