− | − | − |
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日経平均 | 10473.97円 | ▼165.74円 |
売買高 | 20億4821万株 | − |
日経平均先物 | 10510円 | ▼130円 |
売買代金 | 1兆4099億円 | − |
TOPIX | 964.23 | ▼11.36 |
値上がり銘柄 | 349銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 456.52 | ▼3.26 |
値下がり銘柄 | 1203銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1246.90円 | ▼0.02円 |
変わらず | 132銘柄 | − |
騰落レシオ | 111.05% | ▼3.58% |
利益確定売りや円高を嫌気する売りに押されて軟調
米国市場は底堅く、為替も海外市場では落ち着いていたのですが、昨日の大幅上昇の反動や外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が大幅売り越しと伝えられたこともあり、売り先行となりました。売り先行で始まると値動きの悪さを嫌気するかのような利益確定売りや見切り売りがかさみ、節目と見られた10500円水準も割り込み、大幅下落となりました。昨日の上昇を打ち消してしまうかのように売り急ぐ場面もあり、好材料への反応も限定的となってほぼ全面安となりました。
後場に入っても値ごろ感からの買いや買戻しは限定的、一段安となりました。中国市場を気にする向きも依然として多く、目先筋の売りがかさんで下げ幅を広げる場面もありました。為替が円高に振れたことも売り急がせる要因となったのでしょうが、それよりも買いが入らないことで売りがかさみ、売りがかさんでますます売り急がせるというような展開です。いったん戻りかける場面もあったのですが、先物へのまとまった売りが止まらず、さすがに最後は目先筋の買い戻しも見られ、下げ幅を若干縮小しましたが大幅下落となりました。目先的な需給に毎日振り回されている感じです。
小型銘柄も軟調なものが多くなりましたが、主力銘柄が先物主導で売られるなかで、見切り売りも限定的となり、東証マザーズ指数や二部株指数は軟調というに止まり、日経ジャスダック平均は横ばいとなりました。先物は朝方から「今日は売りから入る日」と決めているかのように売りが優勢な状況が続き、指数を押し下げる要因となりました。目先筋中心と見られ、買戻しも見られるのですが、売りには追随する動きがあるものの買いには追随する動きはなく、戻りの鈍い要因ともなっていました。
相変わらず目先的な需給に振り回されて上がれば下がり下がれば上がる相場展開となっていますが、そうこうするうちに景気回復を織り込んで強含みとなって来るのではないかと思います。目先的な動きが主体となっているだけに中長期的な節目を無視するような動きも見られますが、最終的には「これ以上は売れない水準」「これ以上は買えない水準」などと中長期的な節目も意識されて来るものと思います。
昨日の上昇を帳消しにしてしまいました。ただ、転換線にサポートされており、また月曜日の安値を割り込んでいないので、強含みの展開と見てもいいのでしょう。明日も軟調となうようであれば、また10100円台半ばから10200円台半ばの下値を確かめるような動きになってしまうのでしょうが、明日、堅調となれば再び高値更新となるのでしょう。ストキャスティックスも高値圏からの下落となっており、過熱感もあるのですが、RSIは中途半端な位置にあり、強含みとなる可能性もありそうです。
ストキャスティックスは上昇余地がありながらも高値圏からの調整となっているのですが、転換線での底堅さが見られたので、明日堅調となればまだ高値更新となりそうです。ただ、明日も軟調となるようであれば、いったんは基準線あたりのサポートを確認するような場面も見られるのかもしれません。
雲の中で雲の下限にサポートされるように底堅い展開となっています。遅行線も引き続き日々線にサポートされているのですが、明日、明後日と遅行線が絡む日々線に動きがあり、週末週初で右往左往する場面があるのかもしれません。RSIは下げ足りないのですが、ストキャスティックスは底値圏からの反発となっており、どちらかと言えば「上」(ドル高=円安)に振れそうな感じです。
好材料への反応も鈍い
利益確定売りに押されて大幅安となりました。豪州での液化天然ガス(LNG)プラントを競合他社が受注したなどで国内証券が投資判断を引き下げたことも売り急がせる要因となりました。
昨日の引け後に普通株による公募増資を発表。株主価値の希薄化を嫌気した売りに押されて大幅安となりました。公募資金を国内の設備投資やマレーシアでの多結晶シリコン新工場建設に当てるとしたが、そちらを評価する動きはなく見切り売りもかさみました。
ゲームを他社が開発できるように一部の技術を公開すると報じられ、集客力アップが期待され大幅高となりました。
7月の薄型テレビの出荷台数は前年同月比41%増と発表され、家電量販店の販売は堅調との見方から、素直に好感する買いが入り、大幅高となりました。ヤマダ電機(9831)など家電量販店は総じて堅調となりました。
大幅安となりました。昨日の引け後に社長兼最高経営責任者(CEO)が9月30日付で退任すると報じられ、社長がグローバル化の象徴として見ていた向きも多く、失望売りがかさみました。
本日付の新聞紙上で中期経営計画が示され、収益が順調に拡大するとの買いが入り、堅調となりました。手掛かり材料難のなか、素直に好感する動きとなったものと思われます。
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