ラジオ番組を選ぶ決め手は？

[堀内彰宏，Business Media 誠]

　テレビとは違い、音楽やDJの声のみで構成されるラジオ番組。リスナーたちはどのように聴く番組を選んでいるのだろうか。

　アイシェアの調査によると、「ラジオを聴くことがありますか？」と尋ねたところ、「聴く（毎日聴く＋毎日ではないが頻繁に聴く＋たまに聴く）」は48.4％。また、「聴く」と回答した人の94.2％は「何かをしながら聴く」としている。

　ラジオを聴く人に「ラジオ番組を選ぶ決め手は何ですか？」と聞くと、トップは「番組自体が面白い」で16.4％。以下、「DJのトークが上手」（15.7％）、「最新の音楽が聴ける」（14.6％）、「DJが好きな有名人」（11.3％）、「興味深い情報が得られる」（9.9％）、「その日聴きたい時間帯で一番面白そう」（7.3％）、「最新のニュースが聞ける」（5.1％）が続いた。

　年代別に見ると、年代が下になるほど「DJのトークが上手」（40代8.3％、30代18.7％、20代20.7％）、「DJが好きな有名人」（40代7.3％、30代11.0％、20代16.1％）の比率が高くなっている。

　DJを重視している人は多いようだが、ラジオを聴く人に「ラジオのDJに最も必要な要素は何だと思いますか？」と尋ねると、トップは「トークのうまさ」で48.2％と圧倒的。以下、「臨機応変な対応能力」（13.5％）、「人柄の良さ」（12.8％）、「豊富な知識」（9.5％）、「声のよさ」（8.8％）が続いた。一方、ラジオだけに「容姿の良さ」と答えた人は0.0％とまったくいなかった。

　インターネットによる調査で、対象は20代〜40代の男女565人（男性53.1％、女性46.9％）。調査期間は8月7日から10日。