東芝キヤリアは8月20日、空気の熱で湯を沸かすヒートポンプ給湯機「東芝エコキュート」のフルオートタイプを11月に発売すると発表した。タンク容量370リットル(2〜4人家族用)と460リットル(3〜5人家族用)の2製品があり、価格はそれぞれ74万3400円と82万2150円。
ヒートポンプ給湯機は、触媒(CO2)を加圧した際に発生する熱を利用して湯を沸かす。電力エネルギーは水の加熱ではなく触媒の加圧に使われるため、従来の給湯器に比べて電力消費量が約3分の1で済むのが特徴だ。
新製品は、除菌・防臭効果がある銀イオン(Ag+)発生器を浴槽の湯張り回路に組み込んで湯の清潔性を高めたほか、入浴者ひとりずつの湯の使用量を計測・表示する残湯量ナビ「見エル〜ネリモコン」を装備してシャワー使用時の節水・省エネ意識を高める工夫を施した。省エネ性についても、システム制御の強化などにより、年間給湯効率※を従来の3.1から3.3へと高めている。
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