調査リポート
» 2009年08月20日 12時03分 UPDATE

若手ビジネスパーソンで、最も貯蓄している職業

不況や年功序列の崩壊で、毎年給料が上がっていくかどうかが分からなくなっている昨今。若手ビジネスパーソンはどのくらい貯蓄しているのだろうか。インテリジェンス調べ。

[堀内彰宏,Business Media 誠]

 不況や年功序列の崩壊で、毎年給料が上がっていくかどうかが分からなくなっている昨今。病気や子どもの誕生など、何があってもいいように貯蓄をしておく必要性を感じている人は多いだろうが、若手ビジネスパーソンはどのくらい貯蓄しているのだろうか。

 インテリジェンスの調査によると、正社員として就業している22〜39歳の男女に貯蓄額を尋ねたところ、20代前半(22〜24歳)では1位「50万円未満」(45.2%)、2位「100万〜200万円」(21.0%)、3位「50〜100万円未満」(17.7%)、20代後半(25〜29歳)では1位「50万円以下」(27.2%)、2位「100〜200万円未満」(15.9%)、3位「200〜300万円」(15.0%)、30代前半(30〜34歳)では1位「50万円未満」(19.9%)、2位「100〜200万円未満」(16.5%)、3位「500〜1000万円未満」(15.1%)。どの年代でもトップは「50万円以下」だったが、上の年代になるほど貯蓄額は着実に増えているようだ。

 しかし、30代後半(35〜39歳)では「1000万円以上」は15.1%と増えているものの、「50万円未満」が23.7%と30代前半より増えており、貯蓄額の格差が広がっているようだ。

ah_nentyoti.jpg 年代別貯蓄額割合(出典:インテリジェンス)

 最も貯蓄しているのはどの職業だろうか。職種別に貯蓄額を比較すると、1000万円以上貯蓄している比率が最も高いのは「ものづくり系エンジニア」で10.4%。以下、「IT系エンジニア」(9.9%)、「企画/事務系」(7.7%)、「販売/サービス系」(6.9%)、「営業系」(5.2%)が続いた。

 逆に貯蓄額が50万円以下の比率が最も高いのは「販売/サービス系」で29.9%。以下、「営業系」(29.4%)、「ものづくり系エンジニア」(24.5%)、「企画/事務系」(23.1%)、「IT系エンジニア」が続いた。

※記事訂正(8月21日2:54):初出時、平均年収と貯蓄額を取り違えて記載しておりました。読者や関係者の皆さまにはご迷惑をおかけいたしました。おわびして訂正いたします。

 インテリジェンスでは「DODA転職支援サービス登録者のデータを集計した職種別の平均年収を見ると、416万円(販売/サービス職)〜482万円(ITエンジニア職)と70万円の差があるものの、この差がそのまま貯蓄額に比例しているとも言い切れない。貯蓄額と年収の関係性から、『しっかり貯めるエンジニア』と『ちゃっかり使う営業職』という、職種ごとの性格がうかがい知れる結果となった」とコメントしている。

 インターネットによる調査で、対象は関東、関西、東海地域在住で正社員として就業中の22歳〜39歳の男女1218人。調査期間は4月1日から3日。

ah_syokutyo.jpg 職種別貯蓄額割合(出典:インテリジェンス)

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