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日経平均 | 10268.61円 | ▼328.72円 |
売買高 | 19億6681万株 | − |
日経平均先物 | 10250円 | ▼340円 |
売買代金 | 1兆3929億円 | − |
TOPIX | 949.59 | ▼23.98 |
値上がり銘柄 | 240銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 454.86 | ▼12.01 |
値下がり銘柄 | 1374銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1237.21円 | ▼0.67円 |
変わらず | 77銘柄 | − |
騰落レシオ | 120.21% | ▼7.85% |
米国株安や商品市況の下落を受けて手仕舞い売りがかさんで大幅下落
週末の米国市場が軟調となったことや為替が円高となったことから売り先行となりました。寄り付き前に発表になった4−6月期のGDP(国内総生産)は予想の範囲内ということで、特に材料視されず、外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)も買い越しと伝えられたのですが、寄り付きの手仕舞い売りが一巡した後も持高調整と見られる先物へのまとまった売りが断続的に出たこともあり、下げ幅を広げ、大幅下落となりました。
後場も一段安となりました。戻りの鈍さを見た見切り売り売りもかさみ、戻りかけては先物へのまとまった売りに押されるという状況で底値圏で右往左往することになりました。GDPが予想より悪いなどと悪材料を探す向きもありましたが、特に悪材料があったというよりは市場参加者が目先筋に限られたなかで持ち高調整の売りに押され、一方向に大きく動いたということではないかと思います。景気底入れからの回復過程には違いないものと思われ、今後は景気回復のスピード、度合いと株価の回復のスピードや度合いを測りながらということになるのでしょう。
小型銘柄も地合いの悪さから利益確定売りを急ぐ動きや見切り売りに押されるものが多くなりました。二部株指数や日経ジャスダック平均はそれでも底堅かったのですが、東証マザーズ指数は大幅下落となりました。先物は朝方から断続的にまとまった売りがあり、先週から続いている執拗な売りがオプションSQ(特別清算指数)算出後も出ているようです。加えて目先的な過熱感が強いことからヘッジ売りなどもあって、指数を大きく下押す動きとなったものと思います。
予想以上の大幅下落となりました。特にここまで売られなければならない理由もないのですが、先週来続いている先物への執拗な売りにGDPの上ブレを期待していた向きの失望売りや、目先的な過熱感からのヘッジ売り、利益確定売りを急ぐ動きがかさなって下げ幅を広げたものと思います。下落の理由をいろいろと取りざたする動きはありますが、特に何がどう変わったわけでもなく、今後の景気の回復も期待されるところであり、ここからは底堅さも見られるものと思います。先々週のもみ合いでの安値水準が日経平均10250円というところであり、それの水準を下回って売り叩き難いのではないかと思います。
先週の上昇を全て打ち消してしまうような大幅下落となり、先々週の安値水準=8月初めに空けた「窓」の水準までの大きな下落となりました。RSIやストキャスティックスは調整を示しており、ここから下値を探る展開となりそうです。遅行線が日々線の底値の日柄でいったん「天井」となるかと思っていたのですが、明日も大きく下落、あるいは「窓」を埋めるような下落(10200円割れまでの下落)となるようであれば、日々線の底値の日柄で遅行線が底値をつけるような格好で、明日、明後日の安値が「底値」となるのかもしれません。
日経平均と同様に先週の上昇を打ち消してしまうような下落、先々週の安値水準=6月の高値水準=950の水準まで一気に下落となりました。この水準は節目となっているので、下げ渋る、あるいは下げ止まるものと思いますが、RSIやストキャスティックスが高値圏からの調整となっており、いったん下げ止まっても戻りもまだ鈍くなるものと思います。
雲の下限、基準線にサポートされて底堅くなっています。RSIやストキャスティックスは下落を示しており、まだ下げ余地も大きいのですぐに底入れ確認とはいかないのかもしれませんが、遅行線が日々線の底値の日柄にあり、基準線や雲の下限のサポートを確認しながら下値を確かめる動きとなるのでしょう。
手仕舞い売りがかさみほぼ全面安
粗糖の国際価格が28年ぶりの高値水準まで高騰、今月から値上げを打ち出し、卸や菓子メーカーなども受け入れたと新聞で報じられ、砂糖の国内卸価格が16年ぶりの高値となったことを好感し一時大幅高となりましたが地合いの悪さに押され上げ幅を縮小して引けました。
米国の生産拠点で9月以降増産に踏み切る方針と新聞で報じられましたが、好感して買い先行とはならず、為替が円高に振れたことや相場全体の地合いが売り先行となり先物の売りに引きずられる格好で大幅下落となりました。目先的な過熱感が強かったことも売り急がせたものと思います。
先週金曜日の引け後に2009年12月期の連結最終損益が従来の黒字予想から赤字になる見通しと発表、大幅な下方修正を嫌気する売りに押されて大幅安ととなりました。
円高や米国株安を受けて売りが先行、大幅安となりました。地合いの悪さに加え、外資系証券が同社の業績予想を下方修正、目標株価と投資判断を引き下げたと伝えられたことも売り急がせる要因となり、大幅下落となりました。
新型インフルエンザの拡大懸念が強まり、マスクの需要拡大が期待されることから、幕間つなぎの材料株を物色する動きの中で、目先筋の買いを集めて大幅高となりました。
朝方は買戻しもあって堅調となる場面もありましたが、買戻し一巡後は利益確定売りがかさみ、一転して大幅下落となりました。週末の海外市場で銅価格が反落となったことから利益確定売りや見切り売りがかさんだものと思います。
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