出遅れ銘柄に注目
正極材の新工場を米国に建設する。電気自動車の普及を後押ししている米国政府から助成金を受け、現地生産する。正極材の世界シェアは現在厄%だが、今後10%〜20%に引き上げる。
建設を延期していた自動車排ガス浄化装置の製造工場を2010年3月に着工する。稼動は2011年7月の予定。昨秋に工場建設を発表したが、自動車の販売低迷を受けて着工を見合わせていた。自動車販売に回復の兆しが見られることから建設を進めることにした。
インフルエンザ治療薬の臨床試験(治験)を終え、結果を発表、9歳以下の小児患者への投与では、代表的なインフルエンザ薬である「タミフル」より高い効果が示されたとしている。
東南アジアでの調味料事業を拡大する。カンボジアで9月に現地法人を設立する一方、うまみ調味料の工場を新設する。タイなど主要国で働く現地従業員を周辺国に派遣する人材活用策も進め、食品事業のアジア地域売上高を2015年目処に2倍強に増やす考え。
企業の情報システムに使われるサーバーの販売体制を強化する。インターネット経由でソフトウエアの機能を利用する「クラウドコンピューティング」の普及を睨み、日立製のほかのIT(情報技術)機器と組み合わせて、サーバーを売り込む。
テレビ、カタログ通販に参入する。別内に三菱商事の通販子会社に出資、子会社化する。イオングループのクレジットカード会員約1700万人を顧客基盤に取り込み、成長が続く通販市場に本格進出する。
売り 2450万株
買い 3590万株
(金額ベースも買い越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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