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日経平均 | 10524.26円 | △112.17円 |
売買高 | 19億9348万株 | − |
日経平均先物 | 10550円 | △130円 |
売買代金 | 1兆4455億円 | − |
TOPIX | 969.24 | △12.48 |
値上がり銘柄 | 1209銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 462.59 | △5.76 |
値下がり銘柄 | 355銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1218.80円 | △6.30円 |
変わらず | 127銘柄 | − |
騰落レシオ | 107.23% | △7.25% |
日米の予想を上回る経済指標の好転を受けて大幅高
注目された米雇用統計が予想に反して失業率が改善、米国株が大幅高、為替も円安となったことや外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が大幅買い越しと伝えられたことに加え、朝方発表された機械受注が予想を大きく上回ったことから買い先行となりました。ハイテク銘柄や自動車株、機械株の一角など輸出関連銘柄を中心に買い気配から始まるものも多く、節目と見られた日経平均10500円を超えて、大幅高の始まりとなり、その後も買い気は強く、ヘッジ売りの買戻しなども交えながら高値圏でのもみ合いとなりました。
前場も利益確定売りや見切り売りが見られましたが後場に入ってからも利益確定売りや目先筋の見切り売りに押されて上げ幅を縮小、10500円を割り込む場面もありました。ただ、節目と見られる10500円を割り込むとこからは、下値を売り急ぐ動きとなるよりは押し目買いが入るといったような状況で下値も堅く、10500円水準での底堅さが見られると買戻しを急ぐ動きも出て、先物主導で再び高値を目指すような動きとなりました。結局最後まで買い気は衰えず、売り方の買戻しもありましたがさすがに高値圏までは戻らず、連日の年初来高値更新、大幅高ながらも上値の重さもきになるような展開となりました。金融株も高かったことでTOPIXも大幅高、先週火曜日の年初来高値を大きく更新しました。
小型銘柄も堅調なものが目立ちましたが、主力銘柄が先物の買戻しもあって大幅高となるなかで、上値の思いものも多く、年初来高値を更新してから調整となっていた東証マザーズ指数こそ高値引けで大幅高となりましが、二部株指数、日経ジャスダック平均は揃って堅調とはなったものの大幅高とまではなりませんでした。それでも二部株指数、日経ジャスダック平均ともに高値引けで、年初来高値更新となりました。先物は朝方からまとまった売り買いが交錯、指数を右往左往させる場面もありましたが、先安感が薄れ、下値での買いはしっかりと見られ、一部買い急ぐような動きもあって、結局最後は指数を押し上げる要因となっていました。
景気回復の兆しが見られるということで、売り難くなっているようです。ただ、その中でも疑心暗鬼な状況は続いており、利益を確保しながらと言う向きが多いようです。少し下がったくらいでは心配しないような腰の据わった買い、先高をしっかりと見据えた買いというものが見当たらないような気がしてなりません。それでも小型銘柄の動きを示す指数が高値引けとなったように買い方の回転は明らかに効いてきており、うまく循環物色となれば指数には過熱感が出ても強含みの展開が続き、最後は一気に買い上がって上昇となるような場面も見られるのかもしれません。
上に放れて「十字足」となりました。「気迷い」を示す線であり、明日の寄り付きが安いといったん調整となる可能性が高く、安く寄り付いて切り返さない場合は再び目先的な下値目処と考えられる10250円の水準までは調整となりそうです。RSIもストキャスティックスも高値圏からの調整を示唆しているだけに、調整気分が強まると10500円を超えたことで「達成感」となって、調整が長引いてしまうかもしれません。明日の寄り付きが高ければ、逆に10500円水準がサポートとなり上値追い、高値を確認するまで強含んで来るものと思います。
上に放れて上ヒゲの長い「流れ星」というような形になりました。明日の寄り付きから高ければ一気に上値追いとなる可能性は高いのですが、逆に安く始まるとRSIやストキャスティックスも高値圏にあるだけに調整気分が強まり、利益確定売りや見切り売りがかさんでしまうものと思われます。ただ、それでも節目と見られる6月高値水準(950)では下げ止まるのではないかと思います。
一気に抜けて来ました。遅行線は日々線を抜け、一気に雲も抜けるような勢いです。日々線も一気に雲を抜けて「三役好転」となって来ました。遅行線が雲に上値を押さえられた格好ですが、RSIもストキャスティックスも上値余地があるという見方になり、日々線が雲のサポートを確認するような押し目を探る場面もあるのかもしれませんが、基調は強含み、少なくとも底割れ懸念は薄れていものと思われます。
ディフェンシブ銘柄が軟調
三菱ケミカルホールディングスが三菱レーヨンを買収し、完全子会社化すると新聞で報じられ、双方にメリット大きいと市場では好感する動きとなり、両社共に大幅高となりました。
先週末の引け後に2009年4−9月期の連結最終損益の見通しを大幅上方修正、前年同期比で黒字展開となったものを更に上方修正したことで好感する買いが集まりストップ高となりました。
大幅高となり年初来高値更新となりました。先週末の引け後に2009年12月期通期の業績予想を上方修正したことを素直に好感した買いが入ったものと思われます。
米雇用統計や日本での機械受注の予想以上の改善を受けて、世界的な景気回復期待が高まったことに加え、為替が大きく円安に振れたことで、業績の上ブレ期待が強まり買い先行となり、買戻しなども交えて大幅高となりました。
大幅高となりました。先週は指数が年初来高値を更新するなかで、利益確定売りや見切り売りに押される格好となりましたが、世界的な景気回復期待や農業関連銘柄を見直す動きから買かわれました。
朝方発表になった機械受注が予想を大きく上回ったことから機械株などを見直す動きとなり、5日連続下落となっていたこともあり、買戻しを交えて大幅高となりました。世界的な景気回復期待が強まったことや為替が円安に振れたことも買い急がせる要因となったものと思います。
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