ディフェンシブ銘柄の水準訂正はあるか
両社は資本・業務提携をする。TDKは主に携帯電話向けに有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)パネルを生産しており、インパネ(計器盤)など自動車関連に強い双葉電子と提携することで有機EL事業の拡大につなげる。
9月からタイでピックアップトラックを増産する。11カ月ぶりに2交代制にし、提携先の米ゼネラルモーターズ(GM)への生産委託を一部縮小し、自社生産に切り替える。国内では2工場で残業を再開した。
パナソニックは電子部品子会社が手掛ける積層セラミックコンデンサー事業を村田製作所に売却する。電子部品分野は今後成長が見込まれる環境・エネルギー関連に経営資源を集中する。一方、村田製作所は積層セラミックコンデンサーの世界シェア首位で、パナソニックの事業を引き継ぎ規模拡大につなげる。
モーター用磁石の生産に欠かせないディスプロシウムやテルビウムなど、希土類(レアアース)の資源開発に乗り出す。カナダ社と提携し、ブラジルのすず鉱山から出る副産物を回収する。調達先を多様化することで将来の供給懸念を軽減する。
東芝は携帯電話などに使う中小型液晶パネルお生産する共同出資会社を中国に設立する。2010年上期に生産を始め、現地の携帯電話機メーカーなどに販売する。
光の振動方向を示す「偏光」の向きを買えて情報を乗せ、通信容量を大幅に増やす新手法を開発した。光の強さや波長だけを変えて情報を送る現在の方式に比べ、通信容量を少なくとも2倍以上、原理的にはさらに拡大が可能になる。今後情報の送り手側の素子などの研究を進め、新技術の実現性を探る。
売り 2020万株
買い 1630万株
(金額ベースも売り越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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