業績回復を織り込む展開か
9月から高速データ転送が可能なパソコン用新型DRAMの生産を2倍強に増やす。新型DRAMは「DDR3」と呼ばれる先端製品。現在普及しているタイプに比べ、データ転送速度約2倍で消費電力も少ない。
日立製作所、三菱化学の各グループ各社、東京理科大が「ブルーレイディスク(BD)」の25倍以上の記憶容量を持つ次世代光ディスクを開発し、2012年の実用化を目指す。「クラウド・コンピューティング」を支える技術として期待され、消費電力も抑えることが出来る。
Jパワーは豊田通商の熊本県にある風力発電子会社を買収する。Jパワーは環境に優しい風力発電事業に力を入れており、今後も設備拡大を進める。豊田通商は東京電力(9501)と共同出資会社に事業を集中し、風力発電を強化する。
インターネットを通じてソフトウエアなどを提供する「クラウドコンピューティング」の基盤構築に大手電機各社が乗り出した。富士通や日立(6501)はデータセンタを構築、NECは年間投資額を倍増させる。情報システムのコストダウンに繋がる技術としてクラウドコンピューティングの本格的普及が始まっている。
緑化用植物の生産・販売を拡大する。このほど首都高向けに大量受注したほか、海外ではアラブ首長国連邦(UAE)・アブダビ砂漠緑化向けの試験栽培を始めた。農薬や植物などのアグリバイオ事業を石油需要低迷を補う新ビジネスとして温暖化対策などで需要増が見込める緑化事業向けに、改良した植物の販路拡大を急ぐ。
パナソニックの空気清浄機に発生装置が搭載されている微細イオン「ナノイー」が日常生活に近い環境下でも有害菌に対する高い抑制効果があるとの実験結果を得た。
売り 2730万株
買い 2630万株
(金額ベースも売り越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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