円安一服で物色対象が広がるかどうかに注目
8月中旬から、通信販売の商品を注文から最短4時間で顧客に届ける新サービスを始める。通信販売業者から預かった商品を梱包・発送する24時間稼動の専用倉庫を設け、宅配便の配送網を活用して届ける。宅配事業が伸び悩む中、成長する通販市場を取り込み、収益拡大につなげる。
今秋から産業用燃料電池の量産を始める。都市ガスや工場の副生成ガスから取り出した水素を酸素と反応させて発電する。設置面積を従来に比べ約半分に抑えた新機種を開発したのを機に量産し、下水処理場や病院、工場などに売り込む。
オーストラリアで造水事業に参入する。水道運営大手の仏社などと共同出資で9月までに新会社を設立、ビクトリア州に大規模な海水淡水化プラントを建設し、水を供給する。仏社との提携でノウハウを吸収し、水資源ビジネスを拡大する。
太陽光発電システムのリース事業に参入する。太陽光発電は初期投資がかさむことが問題だが、リース方式で負担を軽減できれば、建設現場や賃貸住宅など短期限定の建物でも導入が広がると見ている。
米社が開発し、味の素が国内で製造する骨粗しょう症治療薬について日本における特許・商標を米社から取得した。需要拡大が見込まれる骨粗しょう症薬の品揃えを強化し医薬品事業の拡大につなげる。
自動車部品原料の発砲材料の販売を新興国で拡大する。2013年度までに中国でのほぼ全量を現地生産に切り替える。ブラジル向けでは輸出を現在の4倍に引き上げるなど日経自動車メーカーの新興国進出に対応し、2013年度に焼く60%の世界シェアを目指す。
売り 1860万株
買い 1650万株
(金額ベースは買い越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PRアクセスランキング