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日経平均 | 9792.94 円 | △69.78円 |
売買高 | 22億6388万株 | − |
日経平均先物 | 9780円 | △50円 |
売買代金 | 1兆3969億円 | − |
TOPIX | 908.69 | △2.11 |
値上がり銘柄 | 662銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 449.11 | △2.17 |
値下がり銘柄 | 900銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1194.93円 | △2.69円 |
変わらず | 131銘柄 | − |
騰落レシオ | 97.36% | ▼5.72% |
好材料に反応し切れなかったものが円安をきっかけに反応して堅調
米国市場はまちまちでしたが、半導体関連銘柄を中心にハイテク銘柄が高く、日本市場も好感して始まるかと思われましたが、円高に振れたことから売り先行となりました。寄り付きの売りが一巡した後は外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)がひつ続き買い越しと伝えられたこともあり、目先筋の買戻しや押し目買いが入って底堅い堅調な展開となりましたがさすがに連騰疲れもあって上値の重い展開となりました。
昼の時間帯に円安となったことや前場の引け際に買い物がちとなった地合いに加え、円安となったことで、米国のハイテク株高や朝方発表になった貿易収支での輸出回復というニュースに反応するようになり、後場は買い先行となりました。前場から堅調となっていたハイテク銘柄などの上昇が輸出銘柄全般に広がり、商品市況の上昇を好感する動きなども加わって大幅高となりました。さすがに7連騰ということや節目と見られる9800円を超えたことからの達成感もあって上値も重くなりましたが節目と見られる9800円水準まで上昇、堅調な引けとなりました。
小型銘柄も堅調となりましたが、主力銘柄の動きが良かったことで買い手控えられるものも多く、上値も限定的となって、東証マザーズ指数、二部株指数、日経ジャスダック平均は揃って堅調ながらも上値の重い展開となりました。先物は前場は散発的な売り物が出て上値を押さえる要因となっていたのですが、後場に入るとまとまった買いが散見され、指数を押し上げる要因の一つとなっていました。買戻しが中心と見られますが節目を抜けたことで買戻しを急ぐ動きとなったようです。最後は目先筋の利益確定売りやヘッジ売りも見られましたが堅調となりました。
7月は9連敗の後7連勝、と一方向への動きとなりました。リスク許容度を見ながらの持高調整で右往左往することになったものと思われますが、新興国に続き米国でも景気回復期待が強まったことで、世界的な景気底割れ懸念が薄れたものと思われます。さすがにここからは連騰疲れや日経平均の10000円を言う節目を意識した動きとなって来るものと思われますが、「下がれば買い」と言う強含みの雰囲気になって来るのではないかと思います。本格化する決算発表で一つ二つ好調な、順調な回復を示す決算の発表でもあれば一気に10000円の節目も抜けて来るのでしょう。
一気に雲を抜け掛かって来ましたが遅行線が日々線に押さえられて上値も重くなっています。ストキャスティックスが高値圏からの調整を示唆していることや日々線の形も「上ヒゲ」が長いことが気になりますが、RSIは上昇余地もあり、上値は重いながらも雲の上限に絡むようなサポートされるような強含みの動きが続くのではないかと思います。
雲の上限を意識して上値を押さえられ、遅行線も日々線に押さえられるような格好で上値が重くなっています。ストキャスティックスが高値圏にあることから雲の上限に上値を押さえられる動きが続くのでしょうが、RSIには上昇余地もあり強含みの展開が続くものと思います。
基準線の下落もあって、米国市場では上値の重い展開となりましたが、日本市場では買戻しなどから堅調、円安となりました。基準線に上値を押さえられてはいるのですが、ストキャスティックスもRSIも上昇余地はあり、強含みとなりそうです。転換線のサポートを確認する動きは続くのでしょうが、底堅さは見られ、もみ合いが続くものと思います。
円安や貿易収支の改善を受けて輸出株が高い
4−6月期の連結営業利益が前年同期比16%減となったようだと新聞で報道され成長鈍化を嫌気する売りに押されて軟調となりました。ただ、特に改めて取り上げるほどのものでもなく、成長鈍化には繋がらないとの見方もあって底堅さも見られました。
22日のロンドン金属取引所(LME)で銅先物価格が2008年10月7日以来9カ月半ぶりの水準に上昇、資源価格全般に上昇基調にあることなどを買い材料とされ堅調となりました。
為替が円安に振れたことや米国市場で半導体関連銘柄が堅調となった地合いを受け、また、貿易収支で輸出が回復しているとの見方もあり、これらを好感する買いが入り大幅高となりました。
大手証券が「スマートグリッド(次世代送電網)」関連銘柄としてレポートで取り上げられたことを好感してストップ高となりました。同様に関連銘柄として取り上げられた日本ガイシ(5333)やメガチップス(6875)も高くなりました。
シリコンウエハーの価格がここへ来て値上げの機運が高まってきたことから10%強の値上げが実現するとの前提で外資系証券が投資判断と目標株価を引き上げたことから大幅高となりました。
2009年4−6月期の連結売上高を発表、前年同期比では大きな減少だが、前四半期(1−3月期)に比べると大幅増となったことから好感する買いが入り大幅高となりました。
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