薄型テレビ選び、重視するポイントは？

[堀内彰宏，Business Media 誠]

　ここ数年で急速に価格が下がっている薄型テレビ。消費者は買う時にどんなことを重視しているのだろうか。

　C-NEWS編集部の調査によると、薄型テレビを保有している人に「現在あなたが保有している薄型テレビはどのメーカーの商品ですか？」と尋ねたところ、トップは「シャープ（AQUOS）」で40％。以下、「パナソニック（VIERA）」（16％）、「ソニー（BRAVIA）」（14％）、「東芝（REGZA）」（11％）、「日立製作所（Wooo）」（7％）が続いた。

　20代と50歳以上では「シャープ（AQUOS）」の比率が高く（20代44％、30代33％、40代37％、50歳以上44％）、30代と40代では「パナソニック（VIERA）」の比率がやや高くなっている（20代13％、30代18％、40代19％、50歳以上15％）。

　購入した薄型テレビはどのように選んだのだろうか。薄型テレビを自分で購入した人に「薄型テレビを買った時、どのような情報を参考に選びましたか？」と聞くと、トップは「小売店の店頭、店員」で51％。以下、「価格比較サイト」（25％）、「カタログ、パンフレット」（22％）、「メーカーのホームページ」（21％）、「家族、友人」（15％）、「テレビCM」（14％）が続いた。

　男女別に見ると、男性より女性の比率が高いのは「小売店の店頭、店員」（男性43％、女性59％）や「家族、友人」（男性7％、女性24％）、女性より男性の比率が高いのは「価格比較サイト」（男性32％、女性19％）や「メーカーのホームページ」（男性28％、女性13％）だった。

　薄型テレビ選びで重視するポイントは何なのか。項目別にどれくらい重視したか尋ねたところ、トップは「価格」。以下、「タイプ（液晶／プラズマ／リアプロなど）」、「地上デジタル放送対応の有無」、「画質の良さ」、「メーカー・ブランド」、「本体の大きさ」が続いた。一方、「デジタルビデオカメラとの連携性」「デジタルカメラとの連携性」「ハードディスク内蔵の有無・容量」はそれほど重視されていないようだ。

　インターネットによる調査で、対象は薄型テレビを保有している20歳以上の男女1000人（男性500人、女性500人）。調査期間は7月9日から11日。