ニチベイ、夏期の冷房費用を減らせる「遮熱スラットブラインド」発売

» 2009年07月17日 07時00分 公開
[栗田昌宜,Business Media 誠]
夏期の冷房負荷を軽減できる「遮熱スラットブラインド」

 ニチベイは7月16日、日射反射性能に優れた横型タイプのブラインド「遮熱(しゃねつ)スラットブラインド」を7月21日に発売すると発表した。

 同製品は、横型タイプのブラインドのスラット(羽根)に、高い日射反射性能を持つ特殊な塗装を施したもの。太陽光を反射することで室内への熱流入を抑制し、夏期の冷房負荷を軽減することができる。同社が実施したシミュレーションによると、従来の一般スラットではブラインドの表面温度が44.9度になったのに対し、遮熱スラットブラインドでは表面温度が38度にとどまったという。

 遮熱スラットが適用できるブラインド商品は、スラット幅25ミリの横型ブラインド「セレーノ」シリーズと「ユニーク」シリーズ。色数は全20色で、価格は一般スラットと同じ。35ミリと50ミリのスラットは別途問い合わせとなる。

一般スラット(左)と遮熱スラット(右)によるブラインド表面温度の違い(人工気象室内で屋外側から赤外線ランプを照射し、ガラスの内側に設置されたブラインドの温度を室内側からサーモグラフィにて測定)

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