調査リポート
» 2009年07月13日 16時15分 UPDATE

うなぎは好きだけど……“土用の丑の日”に食べない理由

今年の“土用の丑の日”に、うなぎを食べるという人はどのくらいいるのだろうか。インテージの調査によると、「食べる(食べたいと思っているを含む)」という人は7割弱で、年代が上がるにつれ「食べる」人の割合は高かった。

[Business Media 誠]

 今年の “土用の丑の日”(7月19日、7月31日)に、うなぎを食べるという人はどのくらいいるのだろうか。調査会社インテージの調査によると「食べる(食べたいと思っているを含む)」という人は67.1%で、どの年代でも「食べない(食べるつもりはないを含む)」を上回っていることが分かった。年代が上がるにつれ「食べる」人の割合は高く、特に男性40代、50代以上では、約8割が「食べる」と回答。一方、若年層(10代、20代)の1割以上は“土用の丑の日”のことを知らなかった。

土用とは立春・立夏・立秋・立冬の前の18日間のこと。そのなかで十二支が「丑(うし)」の日を“土用の丑の日”といい、特に夏の“土用の丑の日”に、暑さを乗り切るためにうなぎを食べる習慣。“土用の丑の日”にうなぎを食べるようになったのは江戸時代ともいわれている。


 うなぎが「好き(どちらかといえば好きを含む)という人は80.7%。しかし今年の土用の丑の日に「好きだが食べない」という人に、その理由を聞いたところ「値段が高いから」が60.2%に達した。「昨今の不況を受けてか、うなぎにはなかなか手が届かないと考える人が少なくないようだ」(インテージ)。このほか「安全性が疑わしい/産地が信用できないから」(12.7%)、「家族が好きではないから」(6.8%)と続いた。また「うなぎは好きだが外国産は買う気がせず、国産は高いのでめったに食べられない」といった意見もあった。

yd_unagi.jpg 土用の丑の日にうなぎを食べない理由(出典:インテージ)

 インターネットによる調査で、15歳以上の男女1000人が回答した。調査期間は7月1日から7月3日まで。

うなぎの産地表示を気にする人は8割

 お店などでうなぎを購入する際、産地表示を気にする人はどのくらいいるのだろうか。「国産で産地指定を買うようにしている」(12.8%)、「国産であれば産地は気にしない」(56.9%)と、国産を選んでうなぎを購入すると回答した人は7割近くに達した。このほか「偽装問題でうなぎを選ぶのは慎重になった」「去年の偽装疑惑から食べる回数が減ったが、あまり産地にこだわらず安全であればどこでも良いと思っている」といった意見もあった。一方「産地は気にしない」と回答した人の中には「できれば国産をと思うが、値段や見た目などで中国産などの外国産を選ぶこともある」との声もあった。

 もし外食でうな重(うな丼)を食べるとしたら、いくらくらいなら食べようと思いますか? この質問に対し、最も多かったのは「1001円〜1500円」で25.3%。1年前と比較して、うなぎを食べる機会は「変わらない」が66.4%、次いで「減った」が27.0%。「増えた」という人はわずか6.6%だった。

yd_unagi1.jpg 外食でうな重(丼)を食べるとしたら、いくら位なら食べようと思いますか? (出典:インテージ)

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