好材料に反応し反発となるかどうかに注目
英豪系資源大手向けの鉄鉱石の海上輸送を拡大する。豪州−中国間輸送の新たな契約を締結、これまでの年間輸送量を来年1月から2.5倍に引き上げる。コンテナ船の不振が続く中、堅調なバラ積み船事業で有力顧客を取り込み、全体の収益悪化に歯止めをかける。
抗血小板薬が米食品医薬品局(FDA)に承認された。血小板の活性を抑えて血栓などを発生し難くする効果があり、次期主力薬に位置づけている。来月にかけて米社と共同で販売を始める。
通信会社がインターネットを使って様々なソフトウエアやサービスを提供する「クラウドコンピューティング」を展開するために必要な情報システムの構築事業を始めた。世界的に通信会社がクラウド事業に参入するケースが増えると見て、海外を中心に受注機械を探る。
サントリーHDと経営統合に向け最終調整に入った。国内の事業基盤を固め、そこで生み出す収益をM&A(企業の合併・買収)など世界市場を開拓する投資に振り向ける考え。
日本ケミカルリサーチ(JCR)は特許切れのバイオ医薬品と似た製法で作る「バイオ後発薬」の量産を始める。国内で進む後発薬の普及が、化学合成品から最先端のバイオ薬へと新たな段階に入る。JCRの製品は2010年にも国産品として初めて承認が得られるとみており、本格的な量産準備に入る。JCRとキッセイ薬品が販売する。
中国石油最大手と合弁で製油所を運営することが中国国家発展改革委員会に承認された。また、蓄電池のキャパシタに使う炭素材の生産を2015年までに拡大する。キャパシタは建設機械のほか、太陽光発電や風力発電システムでも需要増加が見込める。石油製品の販売減少を補う新事業に育成する。
売り 2240万株
買い 2690万株
(金額ベースも買い越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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