買い物でレシートを受け取る人は88.3％、その理由は？

[堀内彰宏，Business Media 誠]

　買い物の際、レジで会計を済ますと渡されるレシート。必要だと思っている人はどれくらいいるのだろうか。

　アイシェアの調査によると、「商品を購入した時にレシートを受け取りますか？」と尋ねたところ、「受け取る（「受け取ることが多い」を含む）」は88.3％。男女別では男性（85.1％）より女性（92.0％）の方が受け取る比率が高く、年代別では年代が上になるほど受け取る比率が高くなっている（20代81.7％、30代90.1％、40代94.5％）。

　レシートを受け取る人に「レシートを受け取る理由は何ですか？」と聞くと、最も多かった理由は「返品・交換の時に必要だから」で54.4％。以下、「金銭管理（家計簿・小遣い帳など）に必要だから」（46.4％）、「領収書として必要だから」（26.2％）、「何となく」（21.0％）、「断るのが面倒だから」（9.4％）が続いた。

　男女別では男性より女性の方が「金銭管理（家計簿・小遣い帳など）に必要だから」の比率が高く（男性41.5％、女性51.7％）、年代別では年代が上になるほど「返品・交換の時に必要だから」の比率が高くなっている（20代42.5％、30代60.0％、40代61.4％）。

　不要なレシートを回収するために設けられるレシートボックス。「レシートボックスは必要だと思いますか？」と尋ねたところ、「はい」は71.4％。レジ業務経験者では78.5％だったのに対し、レジ業務未経験者では69.1％と差が出た。アイシェアでは「レジ業務経験者が未経験者を10ポイントほど上回るのは、レシートを受け取ってもらえない実経験と無縁ではなさそうだ」とコメントしている。

　インターネットによる調査で、対象は男女566人（男性53.5％、女性46.5％）。調査期間は6月18日から23日。