「草食化」する若者について……シニアがゲキを飛ばす?

» 2009年07月09日 08時55分 公開
[Business Media 誠]

 シニア世代の人たちは、今の若い人たちのことをどのように思っているのだろうか。65歳〜75歳の男性に聞いたところ、「最近の若者(20代〜30代前半)は元気がない」と感じている人は74.0%に達していることが、WOWOWの調査で分かった。

 また若者が「草食化」(平和主義で自己主張が強くない。恋愛も受身が中心)していることについて、どのように感じているのだろうか。最も多かったのは「日本の未来が不安だ」(44.8%)、次いで「不甲斐なさに怒りを感じる」(36.0%)、「しょうがないと思う」(30.5%)、「喝を入れてやりたい」(22.8%)という結果に。

若者が「草食化」していることについて(出典:WOWOW)

 若者の草食化に不安と怒りが垣間見える結果になったが、シニア世代が若かったころは肉食系または草食系どちらだったのだろうか。「現役は肉食系だったが、今は草食寄り」という人は45.5%、「現役、現在ともに肉食系」は28.7%。一方「現役、現在ともに草食系」と答えた人は22.0%だった。

若いころと現在、草食系と肉食系に分類するとどちらになりますか? (出典:WOWOW)

 若者と同じ女性を好きになった場合、勝ち取る自信があるという人はどのくらいいるのだろうか。若いころだったら「勝ち取る自信がある」(79.5%)と答えた人は約8割に達したが、今では29.6%と3割ほどに。

 インターネットによる調査で、65歳〜75歳の男性400人が回答した。調査期間は6月26日から6月30日まで。

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