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日経平均 | 9647.79円 | ▼33.08円 |
売買高 | 20億3875万株 | − |
日経平均先物 | 9640円 | ▼60円 |
売買代金 | 1兆3775億円 | − |
TOPIX | 909.13 | ▼3.29 |
値上がり銘柄 | 842銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 460.73 | ▼3.74 |
値下がり銘柄 | 737銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1217.06円 | ▼1.26円 |
変わらず | 121銘柄 | − |
騰落レシオ | 108.80% | ▼0.87% |
持高調整の売りは続き主力銘柄は引き続き軟調
米国市場でも信用収縮懸念が根強く、まちまちとなりましたが、それを受けて日本市場もまちまち、指数に影響の大きな主力銘柄が軟調となりました。寄り付きは前日の大幅下落の反動もあり、買い先行となりましたが外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が売り越しと伝えられたこともあり、相変わらず持高調整の売りと見られるまとまった売りが見られ、売り優勢の展開となりました。ディフェンシブ銘柄には米国同様に買いも見られたのですが、主力株が売られ指数を押し下げるような動きが続きました。
後場に入ると戻り歩調となる場面もあったのですが、戻りかけては先物にまとまった売りが出て指数を押し下げるという状況で軟調な地合いが続きました。戻り歩調となる場面でも為替が落ち着いてもハイテク銘柄など主力銘柄への売りは続き、物色対象の広がりが見られなかったことも指数の戻りを限定する要因となっていました。ディフェンシブ銘柄の上値も限定的となっており、指数を押し上げることもなく結局最後まで買い上がる動きはなく、目先筋の買戻しで持高調整の売りを吸収する場面も見られましたが安値圏での引けとなりました。
小型銘柄は主力銘柄にまとまった売りが出るなかで、値動きの良さを好感し、堅調な動きとなりましたが、さすがに利益確定売りに押され、東証マザーズ指数、二部株指数、日経ジャスダック平均は揃って軟調となりました。先物は朝方から散発的にまとまった売りが出て指数を押し下げる要因となりました。先安感と言うよりはオプションSQ(特別清算指数)に絡む動きか、あるいは持高調整と見られる売りに絡む動きと見られます。
相変わらず持高調整、リスク資産の縮小と思われる売りが続いている感じです。買戻しも入っているようですが、買い戻しには反応が鈍く、まとまった売りには反応するような格好で目先筋の動きがそうした持高調整の動きを加速させているような感じです。米国の経済指標も日本企業の業績動向を見てもそれほど売り急ぐこともなさそうなのですが、日経平均9500円までは売れる、と言うことで売り急いでいるのかもしれません。大型増資が相次いでおり、それに絡む動きも売りがかさむ要因となっているのかもしれません。
遅行線が日々線を割り込んで来ました。ここから急反発とならないと調整となり、下値を探る展開となるものと思います。9500円水準の節目、あるいは雲のサポートを確認するような場面も出て来るかもしれません。明日の相場で急反発とならなければ9500円水準を試すことになりそうです。ストキャスティックスは下落を示唆、RSIは方向感がないということですが、もう一段下落したところでは底堅さも見られるのかもしれません。
日経平均と同じように遅行線が日々線を割り込みました。ここから急反発とならないと調整が長引く可能性もあります。ストキャスティックスはまだ下落を示し、RSIは中途半端な位置にあるということで、下値余地もあり、5月高値水準=6月安値水準でサポートされるかどうか、と言うところです。
遅行線は日々線に絡みながらの動きで、日々線は雲に上値を押さえられています。RSIやストキャスティックスは中途半端な位置にあり暫くは日々線が雲に上値を押さえられるような展開が続くものと思います。遅行線が日々線の急騰に合わせて急騰するかどうかが注目されます。
前日に続き主力銘柄が売られ、ディフェンシブ銘柄や小型株が買われる
6月の宅急便取扱個数が前年同月比で8カ月ぶりに増加に転じたことを素直に好感し、大幅高となりました。輸出関連銘柄や素材株などの主力銘柄を敬遠し、内需関連のディフェンシブ銘柄を物色する動きもあり、上げ幅を広げたものと思われます。
金属市況が投機資金の流入一巡感から軟調となっていることや景気回復スピードが鈍いことから市況の回復も鈍いと見られることなどを受けて、国内証券が投資判断を2段階引き下げ、大幅下落となりました。米国市場で素材関連銘柄が売られていることや貴金属指標が一段安となったことを嫌気した面も大きいと思われます。
大幅高となり連日の高値更新となりました。大型ポンプで世界最大手の独社を買収すると報じられ、業績拡大が期待されて大幅高となりました。機械株が持高調整の売りもあって売られるなかで、逆行高となりました。
世界最大のLNG(液化天然ガス)需要家の韓国ガス公社と提携の話題やインドネシアでのLNGの出荷開始などのニュースがあったのですが、好感する動きにはならず、原油など商品市況が軟調となったことを嫌気する動きや持高調整の売りに押されて軟調となりました。
7営業日ぶりに上昇となりました。2009年1−6月期の連結営業利益が前年同期比45%減となったようだと新聞で報じられましたが、2月の決算発表時に示した予想通りということや前日までの下落もあって、材料出尽くし感から買戻しや押し目買いが入り堅調となりました。
昨日の引け後に発表した2009年5月期の連結決算が予想を上回ったことや収益見通しも上方修正となったことを好感、小型銘柄を物色する動きにも乗り、大幅高となりました。
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