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日経平均 | 9680.87円 | ▼135.20円 |
売買高 | 16億4231万株 | − |
日経平均先物 | 9700円 | ▼140円 |
売買代金 | 1兆1402億円 | − |
TOPIX | 912.42 | ▼8.20 |
値上がり銘柄 | 530銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 464.47 | △17.56 |
値下がり銘柄 | 1043銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1218.32円 | △3.87円 |
変わらず | 124銘柄 | − |
騰落レシオ | 109.66% | ▼7.57% |
週末は底堅さが見られたが本日は特に材料がないなかで大幅下落
週末に底堅かった反動もあって特に売り材料が出たわけでもないのですが、売り先行となりました。寄り付きの売りが一巡した後も戻りは鈍く、戻りの鈍さをみて見切り売りがかさむといった状況でした。為替も先物も株価の戻りの鈍さを見て、円が買い直される(円高になる)と言う展開で輸出関連銘柄などを中心に売りがかさみました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)も株数ベースでは買い越しながら金額ベースは売り越しと伝えられて下支え要因とはならず、米国景気の回復の鈍さなどを取りざたして売り急ぐ動きも見られました。
後場に入ると売り一巡感から買戻しなどもあって戻り歩調となる場面もあったのですが、持高調整と見られる売りは続き戻りも限定的となりました。特に材料が出たわけでもなく売られていることでかえって疑心暗鬼となり目先筋の売りを誘う展開となったものと思われます。それでも持高調整の売りや先物への仕掛け的な売りが止まると買い戻しなども入り、再び戻り歩調となりました。結局最後は目先筋の買戻しもありましたが、先週末ほどの下げ幅縮小とはならず、9700円から800円の下値を確認するところまで戻りきらずに引けました。
小型銘柄は主力銘柄が持高調整の売りに押されるなかで、堅調なものが目立ちました。特にインターネット関連銘柄や携帯電話関連銘柄などに買いが集まり、値動きの良さを好感してまた買いが入ると言う状況となり、二部株指数は小幅安となりましたが、東証マザース指数は大幅高、日経ジャスダック平均も堅調となりました。先物は朝方から断続的にまとまった売りも多かったのですが、後場に入るとまとった買戻しなども見られました。いずれにしても指数を右往左往させるような場面も多々ありましが、大きく方向感を出すような動きでもありませんでした。
米国景気の先行き懸念ということですが、目先的な需給関係で押さえられたような感じです。朝方から特に売られる材料もないところでまとまった売りが見られ、不安感から売り急ぐ展開となったものと思います。信用収縮からの持高調整とも考えられますが、今後一段と為替が円高に振れるのかどうか、米国市場でも信用収縮懸念が強まるのかで明日の相場も変わって来そうですが、特に材料もなく目先の需給に振らされた感もあり引き続きまとまった売りがあるのかないのか、で明日の相場も変わって来そうです。
遅行線が日々線にサポートされましたが、基準線や転換線を割り込んでしまいました。RSIは中途半端な位置にあって方向感はなく、ストキャスティックスはまだ下落を示唆しており、ここで踏ん張れないと調整が長引く可能性もありそうです。遅行線が引き続き日々線にサポートされるのかどうかが注目され、明日も軟調となるようであれば、調整が長引くものと思います。
日経平均と同様に遅行線が日々線にサポートされる格好となりましたが、基準線に上値を押さえられており、調整となった可能性もありそうです。RSIは中途半端な位置で方向感はなく、ストキャスティックスは調整を示唆しており、遅行線が日々線を割り込むと調整となることが確認され、調整が長引くものと思います。
小動きとなり、引き続きかろうじて雲の下限でサポートされています。遅行線も日々線にぎりぎりのところでサポートされていますが、ここから日々線にサポートされながら堅調となるかどうかが注目されます。ここから堅調な動きにならないと調整となり、日々線が雲に上値を押さえられながら調整が長引くのではないかと思われます。
ディフェンシブ銘柄や小型銘柄が個別に買われる
主力製造業が軟調となる一方で、ディフェンシブ銘柄を物色する動きの一環で買いが入り堅調となりました。バイオ抗がん剤の製品化に着手すると新聞で報じられたことも買いを集める材料となったものと思います。
米国景気の先行きに懸念が強まるなかで、内需関連銘柄、ディフェンシブ銘柄を物色する動きに乗り、堅調となりました。割安感が強いことから、売り急ぐ向きもすくなく、ちょっとした買いで値を飛ばす展開となっています。
現行のハイブリッド車よりも環境性能に優れ、家庭用電源で充電できる新型ハイブリッド車を本格生産する、と報じられて堅調となる場面もあったのですが、持高調整と見られる売りが輸出関連銘柄にかさむなかで売られ、軟調となりました。
中国で最大級の携帯向け交流サイト(SNS)を運営する英社を連結子会社化すると発表、中国事業の強化による収益拡大が期待され大幅高となりました。携帯電話、インターネット関連の小型銘柄を物色する動きもあり、大幅高となったものと思います。
2009年3−5月期連結最終利益が約20億円の赤字になる模様と新聞で報道され、一時軟調となりましたが週末に大きく売られていたことや持高調整と見られる買戻しもあり、底堅い堅調な動きとなりました。
「エコポイント」制度の効果でエアコンの販売が伸び、家庭用エアコンの主力工場の2009年度上半期の生産計画を当初比15%引き上げると新聞で報じられ、買い先行で始まりましたが、輸出関連銘柄や機械株などが持高調整と見られる売りに押されるなかで、連れ安となりました。
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