著者プロフィール:笠井清志
船井総合研究所シニアコンサルタント。複数企業でキャリアを磨き、船井総合研究所の経営コンサルタントとして従事する。コンビニ本部等の多店舗展開チェーン企業へのコンサルティングを中心に活動。クライアント先である「NEWDAYS」の平均日販を日本一に押し上げたことが話題になる。月刊コンビニ(商業界)で連載を持つほか、著書に『コンビニのしくみ』(同文館出版)や『よくわかるこれからのスーパーバイザー』(どちらも同文館出版)がある。
コンビニの出店戦略は、業績の悪い店舗を閉鎖し、より良い立地条件の新規店舗を出店する、スクラップ・アンド・ビルドの戦略をとっています。新規店が次々と出てくる一方で、閉店した店舗も多く存在。1000店舗閉店して、1500店舗出店するというイメージです。セブン-イレブン・ジャパンの計画では、2010年度は1000店舗の新規出店を予定しています。
では、新たに出店する店の準備作業はどのようなものなのでしょうか。今回はそのあたりを見ていきます。
まずは、当たり前ですが、出店する候補地を探すところから始まります。本来であれば、ここが最も重要ですが、今回は出店候補地が決定し、建物の建設工事が始まるところに注目してみます。
新規出店候補地が決まると、店舗建物の建設工事が始まります。そしてその間、店長は様々な申請書を出すほか、講習も受講します。
このように、開店までに必要な許認可関連の業務をこなしていきます。
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