コラム
» 2009年06月25日 07時00分 UPDATE

毎年数千店が新規出店、コンビニ開店の裏側は (1/2)

毎年数千店単位で新規出店が行われているコンビニ。コンビニが新規出店する上での準備作業にどのようなものがあるか紹介しよう。

[笠井清志,INSIGHT NOW!]
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著者プロフィール:笠井清志

船井総合研究所シニアコンサルタント。複数企業でキャリアを磨き、船井総合研究所の経営コンサルタントとして従事する。コンビニ本部等の多店舗展開チェーン企業へのコンサルティングを中心に活動。クライアント先である「NEWDAYS」の平均日販を日本一に押し上げたことが話題になる。月刊コンビニ(商業界)で連載を持つほか、著書に『コンビニのしくみ』(同文館出版)や『よくわかるこれからのスーパーバイザー』(どちらも同文館出版)がある。


ah_sebuire.jpg セブン-イレブン・ジャパン公式Webサイト

 コンビニの出店戦略は、業績の悪い店舗を閉鎖し、より良い立地条件の新規店舗を出店する、スクラップ・アンド・ビルドの戦略をとっています。新規店が次々と出てくる一方で、閉店した店舗も多く存在。1000店舗閉店して、1500店舗出店するというイメージです。セブン-イレブン・ジャパンの計画では、2010年度は1000店舗の新規出店を予定しています。

 では、新たに出店する店の準備作業はどのようなものなのでしょうか。今回はそのあたりを見ていきます。

 まずは、当たり前ですが、出店する候補地を探すところから始まります。本来であれば、ここが最も重要ですが、今回は出店候補地が決定し、建物の建設工事が始まるところに注目してみます。

 新規出店候補地が決まると、店舗建物の建設工事が始まります。そしてその間、店長は様々な申請書を出すほか、講習も受講します。

申請書

  • はがき、切手を販売する場合……店舗近隣の郵便局へ
  • たばこを販売する場合……店舗近隣のJT支社へ
  • 米穀を販売する場合……店舗近隣の市役所や区役所へ
※酒類の販売は一定の営業経験がないと申請できないので、一般的な新規店舗の場合は申請できません。

講習の受講

  • 食品衛生管理責任者……店長が講習を受講
  • 防火管理責任者……店長が講習を受講
※資格受領後、店舗に保健所・消防署の担当者が現地調査に来ます。

 このように、開店までに必要な許認可関連の業務をこなしていきます。

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